こんにちは、ぎぬまです。
秋という季節が嘘かのように、冷え込みが始まって今年ももう終わりか〜って人間というものの人生の早さと短さを実感しています。
さて、4thアルバム
「L!L!L!(Love the Life We Live)」
みなさん聴いていますか?
全13曲収録のボリュームでお値段3,850円(税込)の破格すぎて品切れの続くアルバムです。(まだ買ってない人は買って聴いてみてね😉)
1曲1曲の個性の詰まったソロ曲のお話もめちゃめちゃしたいのですが
今回は表題曲の
「L!L!L!(Love the Life We Live)」について。
この全体曲があまりにもぶっ刺さり過ぎてしまったので、なんで好きなのかをまとめていきますので是非よろしくお願いします!
・誕生秘話
先に、この曲には誕生するまでに物語が存在します。それはスクスタの29章から30章です。
みなさん
「スクスタはやっていますか?」
最初からやってるよ〜という方も最近始めたよって方も辞めたよ〜って方もたくさんいるかと思いますが。
そんな読んでないよって方(ネタバレOK)に向けて簡単に振り返りたいと思います。
※間に自分の想いの言葉を入れたいので、物語を辿る文章は黒 私の言葉は赤で表します。
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始まりは29章の3話にて…
ランジュがあなたに質問します。
ちょっと待てぃ!
☆実はこの質問は初めてじゃないのを覚えていますか?
こちらは3章の10話にて黒澤ダイヤさんから言われました。
(国際スクールアイドルほくろ連盟からの問いかけ)
その時には「大好きなスクールアイドルの1番の理解者」になりたいと言ってます。
話は戻りまして、29章にてランジュにステージに立たないの?と言われたあなたは「スクールアイドルが好きなのにステージに立たないのは変?もしかしてみんなほどスクールアイドルのことが好きじゃないのかな」
「私にとって、スクールアイドルって、何なんだろう……」
悩みます。
そんな悩みを抱えてるとさすが幼馴染の歩夢ちゃん、すぐに気づいてこんな言葉をかけます。
☆こんな言葉を一緒に歩んできた大好きなスクールアイドルに言われたら泣いちゃいますね。今はメインストーリーを辿っているけれど、大筋ではないキズナエピソードや全く違う媒体での追い方をしてる個々との軌跡も走馬灯のように思い返されますね…
部室ではあなたの異変を同好会のみんなも察していて、みんなの思っていることを聞いたあなたはある決心をします。
そしてあなたはステージへと立ちます。
スクールアイドルとはメンバーがステージに立つことで表現をすること。
けれど、パフォーマンスをするメンバーだけがスクールアイドル活動ではない。スクールアイドルとファンという垣根すらも超える。あなたのステージはそれを伝えた大切なステージなのです。
☆スクールアイドルとファンとの垣根という意味とは少し離れますが、アニメ虹ヶ咲第3話の侑のセリフ
「スクールアイドルがいて、ファンがいるそれでいいんじゃない?」
スクールアイドルは1人ではなれないけれど、侑の大好きという想いを伝えたのは侑と優木せつ菜の2人で成り立ったスクールアイドル活動とも言えるのかなと感じました。
そして、スクールアイドルエキシビションに向けての校内オーディションをユニットで行います。
そんなオーディションであなたが見た景色はステージのみんなだけではありませんでした。
自分の好きなスクールアイドルを応援する周りの人達、それぞれがそれぞれのやり方でスクールアイドル活動をしている。そんな素敵な空間が広がっていた。
その景色を見たあなたに応援する側の想いも詰め込んだ曲を作りたいという気持ちが芽生えます。
☆またアニメ虹ヶ咲の話になりますが、あなたの為の歌として歌われた「夢がここからはじまるよ」とは逆でスクールアイドルへと送る歌という意味で相思相愛のように感じました。
結局スクールアイドルエキシビションに向けての校内オーディションの投票で勝ち上がるグループが出ないほどどのユニットの魅力もあり、中々決まらない状況になる中で、
ファンのみんなの想いが詰まった曲にしたい。
そんなあなたが始めた行動は、同じくスクールアイドルが好きな人にスクールアイドルについての思っていることを聞きに行くことでした。
直接会えない人にはメール募集をして、とにかくたくさんのスクールアイドル愛を集めていきます。
愛さんのことを昔から知っている美里さん、会長就任以降に応援をし始めてる左月右月、スクールアイドルとしてステージに立っていたけれど卒業して応援する側になったマイ。
こんなにも色んな想いがあってスクールアイドル達へ返したい思いがある。
話を聞きに行って知った思いを経て、あなたは曲を完成させていきます。
☆スクスタメインストーリーの主軸で動き曲を作る主人公の"あなた"ですが、美里さんやマイちゃんも紛れもない"あなた"なんですよね…
返したい思いがあるのはみんな同じというのはたくさんの"あなた"からまとまった1つの想いを届けたい。それを曲にする。
"あなた"と叶える物語だと思います。
いよいよ完成した曲は応援しているファンとスクールアイドルが繋がれる曲。
勝ち負けじゃなくて楽しいと大好きが詰まったステージをみんなで作ろう。
たとえルール違反だとしても成し遂げよう。
応援してくれるみんなもそれぞれのスタイルで応援しよう。
みんなが「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」だから。
こうして「L!L!L!(Love the Life We Live)」は誕生しました。
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簡単に、とは言ったものの大切な話が多くて長くなってしまいました。
お話としてはもう少し先があるのですが、そこは皆さんの目でどう思ったかを確かめてください。
・色とりどりスクールアイドル同好会
では、曲のバックグラウンドを振り返ったところでここからは個人的に好きな話をしていきます。
私の好きな理由の1つはこの曲が
【応援するみんなの思いを詰め込んだ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の曲】という部分です。
この曲って自分の今のことを歌ってくれてるような気がする。そんなことを思ったことが1度くらいありませんか?
例えば、自信の無い自分に対してそんなことないよって伝えてくれた「無敵級*ビリーバー」だったり、夢を追いかけて背中を押してもらえたそんな時に聴いた「夢がここからはじまるよ」だったり。
曲自身が自分と重なっている感覚、自己投影してる瞬間を感じる時です。
私はこれを【自己投影ラブライブ!】と呼んでいるのですが、L!L!L!(Love the Life We Live)はその『感じさせる』という概念すらも越えて『私たちの歌』になるんですよね。
それは物語の中で語られた歌っている12人だけではない、応援する全員の気持ちが詰まった虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が大好きなみんなの為の曲である。
それは、物語の作中のあなたも美里さんもマイさんも左月右月ちゃんも遥ちゃんも。
そして、時空すら超えた虹ヶ咲が大好きな自分や一緒に語り合っている隣にいる仲間、まだ出会っていないけれど同じ好きを持っている同志。
この全員がL!L!L!(Love the Life We Live)を歌う【虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会】なのです。
これは以前の記事"色とりどりの虹ヶ咲"内にて"あなた"という存在は0〜∞のどの数も表すnという存在である。という考えに近いものを感じていて、
L!L!L!(Love the Life We Live)は自分の想う"色とりどりの虹"の形があると感じました。
・みんなの歌詞
次に、歌詞が好きだということです。
今回のL!L!L!(Love the Life We Live)
作詞はAyaka Miyakeさん
作曲・編曲はKeisuke Koyamaさん
このお二人と言えばパッと虹色Passions!とAwakening Promiseが思い浮かべるかと思います。
以前フォロワーさんと話をした際にL!L!L!(Love the Life We Live)はOPぽいという話をして腑に落ちました。
若干話が逸れましたが、歌詞です。
上にも書いたスクスタの物語では、歌詞はみんなの想いを詰め込んでいると描かれています。
ちなみにこんな描写もありました。
いや、100番まで書けちゃう歌詞をギュッと濃縮させたものになっているんだからそれはヤバいものになっちゃうんですよ…
私個人の話で言うと、スクスタ解禁の1番までの歌詞は正直そこまで刺さっているという印象はありませんでした。
ですが、発売されたフルの歌詞特に2番の歌詞が私の中で強く印象を残しました。
特に上にもあった虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会全員を含んでいるという意味で刺さりきった部分も多いので、2番歌詞を深掘りしていきます。
(ミア)いつだってスタートしたっていいんだね
(ランジュ)扉はいつでも開いてるから
この歌詞をまずランジュとミアのパートで歌う意味は直近でのスクールアイドル同好会への2人の加入という部分と、2人ともスクールアイドルフェスティバル以降でスクールアイドルを目指したという背景があるからこそ熱いですよね。
スクールアイドル同好会が最初からあって、やりたかったスクールアイドルを部という居場所として作ったランジュがいて、部を無くしてスクールアイドル同好会に入る。
入れる場所があること、だから扉はいつでも開いているんですよね。
それは私達も例外ではないんです。
自分語りになりますが、ラブライブ!にハマったのは2014年、虹ヶ咲にハマったのは2019年と最初からでは無いんです。
そんなスタートの遅さに若干の後悔はありました。けれど、そんなことは関係無いくらい今がすごく楽しいんです。
好きの始まりに差なんて無くて、ずっと好きで居てくれた人がいて、その世界に飛び込んだ瞬間にラブライバーと言えて虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の一員になれてるのがすごく嬉しいというそんな歌詞になってると思いました。
(彼方)自由に泳ごう(愛)自由に飛ぼう
自由というのが数のこだわりのない虹ヶ咲ということを表していて、泳ぐ・飛ぶというのはそれぞれの個性を活かす為の手段と感じました。
手段というのはその人に合ったやり方という定義で好きなことをやれる。
例えばかすみちゃんの「かわいい」や、愛さんの「楽しい」など自分なりのやり方を突き詰めていく。そんな歌詞に思えます。
(せつ菜)大好きがそうノンストップ!(しずく)この思い 追いかけよう
いやー、せつ菜に大好きの歌詞を歌うのは反則ですよね。
好きの力ってずっと好きだ!って思うだけでもいいと思うんです。
その力だけでなんでも出来ると思いますし、その言葉でスクールアイドルは輝くようなそんな気持ちになるように感じます。
(果林)選んだときめき 抱きしめていたい(エマ)心の数あるね 夢の形
この歌詞がめっちゃ好きなんですよ!!
選んだときめきと言うワード、もう人生なんですよ。
果林パートというのはモデルだけれどスクールアイドルをやる。それも選択肢の1つでもありますし。
一人一人の物語が個々にある虹ヶ咲だからこそ、その選択肢を取った過去を大切にしているという意味が非常に好きです。
心の数あるね夢の形というのも、そのメンバーが思い描く夢の形という虹ヶ咲らしさの詰まっている歌詞だと思います。
そして、オタクの歌詞として思うところがたくさんあります。
選んだときめきって先程も言った通り人生の選択肢なんですよね。
人生観において、選択肢というものは常に起こっているものの中で好きを選ぶことも選んだときめきなんだと思っています。
その中でラブライブ!を知って、虹ヶ咲を追っていこう、好きになっていこうという選択を自分自身が取ったこと。
推しの子をずっと推していこう、この曲をずっと好きでいよう。
それも選んだときめきなんですよ。
そんな自分の好きって気持ちを今に抱きしめていられる実感の湧く歌詞になっていると思います。
そして、自分では受け止められない道も選んだといえるのではないかと思っています。
周りが楽しんでいるけれどもそれが自分には楽しめるものでは無いこと、それすらも選んだときめきになるのかと思います。
全ての人の選択における肯定とそれぞれの選んだ道がどれも正解という部分が胸に響きました。
Love The Life We Live!!嬉しくって 夢中で刻む時間
未来に期待満ちてく
嬉しくって夢中で刻む時間ってワードのヤバさです。
ラブライブ!を楽しんでいるこの瞬間のことを刻んでいるんですよ。
好きなことを好きなだけ考えて楽しいと感じること、これから行われるライブに向けてアニメを何回も見返したり曲を何度も聴き返したりすること。
この身に覚えしかない感覚がそのまま歌詞になってるからこそ凄く共感してしまうんですよね。
この共感できる歌詞もスクスタの物語でみんなで募った歌詞だからこそオタクとしての部分で納得しちゃうのだと思います。
キミだけのね 気持ち感じて響く声 パワーにしよう
キミ"だけ"という個人に焦点を当てているワードってソロアイドルの活動を中心とする虹ヶ咲の言葉を強く感じますよね。
そしてもちろん我々も自分だけの応援のスタイルがあります。
絵を描く人もいて、大好きな曲をずっと聴き続ける人もいて、小説を書く人もいて、ブログを書く人もいて、音楽をする人もいる。
同じスタイルでも人によってその中身は全然違っていてそれを個性と呼ぶのかもしれない、その自分の楽しみ方を凄く肯定してくれている歌詞だと感じました。
そして、その力は応援しているスクールアイドルの力になっていることを歌ってくれることで12人のメンバーにしっかりと伝わっているのだと感じますね。
「楽しい!」が正解!
さあ一緒に創ろう
Reaching For Dreams ALL Together
「楽しい!」が正解!と言いきれるのって虹ヶ咲の強さを感じますよね。
その理由ってラブライブ!に出場しないという選択肢を取った虹ヶ咲だからこそ言えて、スクールアイドルにはこういう形で楽しむことができるということが今までの道のりを通して伝わってきます。
一緒に創るという部分で直前の歌詞の楽しい!という場所を創るということがスクールアイドルだけでも、ファンだけでも成り立たないからこそ出てきて続く
「Reaching For Dreams ALL Together」(一緒に夢に手を伸ばす)という
"みんなで"叶える物語になるのではないかと感じました。
私にとってぶっ刺さった歌詞が2番なので掘り下げました。
まとめてみると、スクールアイドルという枠を超えて自分を含めたみんなと一緒という部分が凄く好きなんだということがわかりました。
肯定と共感できるところもこの歌詞の魅力だと思います。
2番歌詞のみの掘り下げでしたが、全部の歌詞がヤバいので是非歌詞カードと共に聴いてみてください!
・ライブMV
スクスタのMVも惹かれた理由かもしれません。
L!L!L!(Love the Life We Live)は虹ヶ咲の今までのMVと違いがあって、後ろのモニターにメンバーのアップの映像が映し出されているんですよね。
これってまさしく"ライブ"そのものに見えませんか?
ゲーム内のライブ映像がこの現実の目を通して見てもMVの中でライブをしているのを感じます。
L!L!L!(Love the Life We Live)はこの2次元世界と3次元世界のライブという枠も超えてきた、そんなMV見せられたら現実でも見たくなってしまいます。
また、もう一点好きな部分があって、ステージがTOKIMEKI Runnersと同じ場所というところです。
スクスタの物語の中でも、どちらとも講堂で行われたライブというものになっています。
ここでもTOKIMEKI Runnersとの違いがあって、それは後ろ姿になった時です。
明らかに客席の光が増えているんですよね。
初めてのTOKIMEKI Runnersの時から時を経て、今ここまでにたくさんのファンがたくさんのあなたが増えたことを表していて、それが現実とも重なって虹ヶ咲が大きくなって色が増していってるのを実感しました。
そこがMVに惹かれたポイントになっているのだと思います。
・虹の足並み
L!L!L!(Love the Life We Live)はみんな足並みを揃えにきてる曲だと思っています。
それは主に3つあると思っています。
1つ目は栞子、ミア、ランジュの3人が虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会に加入というもの。
追加メンバーという今までにない試みでもあり、やはり当初からのメンバーとは歩んできた時間が違います。そんな3人との足並みを揃えるものはやはり全員曲であることだと思います。
今回のMVで初めてセンターステージで披露をしていて、TOKIMEKI Runnersと同じ場所のメインステージから歩んだ先のセンターステージで全員が同じ方向を向くことで横並びでみんな一緒の「仲間でライバル」になるのかと思いました。
2つ目は2次元と3次元の足並みです。
これは前述している通り、メンバーだけの曲じゃなくて「あなた」を含めた曲であること。
スクスタ内のあなただけではなく、その視点から見ている自分自身もです。
Weに加えられる全員という意味で虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のみんなの曲という2次元と3次元の枠の足並みを感じました。
3つ目はスクスタとアニメです。
正直、スクスタとアニメでの人数の違いは個人的に辛い部分がありました。
私はかすみ推しではありますが、栞子のことも好きです。(もちろんみんな大好き!)
ですが、今はこっちの話と差を感じた瞬間にどっちも大好きな虹ヶ咲なんだけどなと感じてました。
その中で先日の発表であったように虹ヶ咲のアニメ2期は12人と1人の物語が繰り広げられていきます。
ミアとランジュの加入を機にこれが虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会です!という12人の体制ができて、アニメにも全員が出ることが決まって何より嬉しかったのです。
そのスクスタとアニメの足並みを揃えた初めての曲がL!L!L!(Love the Life We Live)なのだと思っています。
・最後に
L!L!L!(Love the Life We Live)"あなた"の虹ヶ咲人生。
いかがだったでしょうか?
新しい虹ヶ咲としてこれまでとこれからの歩みを全て肯定してくれる本当に素敵な曲だと思います。
この曲は虹ヶ咲の日々を重ねる事に毎日進化していく、本当に人生なんですよね。
早くライブで見たいよー!欲を言えば叫びたいよー!ってずっと言ってます。
12人となり鮮やかさを増した【色とりどりの虹】をこれからもっともっと応援していきたい!大好きを届けたい!という気持ちのままに今回はここまでになります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!