こんにちは、ぎぬまです。
TVアニメ虹ヶ咲2期、ついに始まってしまいましたね!!!
毎週のこのワクワク感に一期放送の頃の懐かしさを思い出します。
私事ですが、毎週お台場にてホテルを取って視聴していますので土曜の夕方から日曜の昼過ぎくらいはお台場にいますので良ければお声がけください😊
さて、今回はそんなワクワクから放送された1話の簡単に内容の振り返りと感想について。
そして考えることが出来たのでその問題について紐解いていきたいと思います。
劇伴の話も最後に挟もうと思いますのでよろしくお願いします〜!
尚、この記事はオープンキャンパス実行委員の三船栞子さんに向けての反省文です。
「1週間以内に提出してくださいね。」
はい……………………
よ、よろしくお願いします〜!!!
◎1話内容の振り返り
簡単にあらすじを振り返っていきます。
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第1回 スクールアイドルフェスティバルを終え、転科試験を合格し無事音楽科へと転科した侑ちゃん。
次の目標は第2回 スクールアイドルフェスティバルです。
PVもほぼ完成されており、いつ告知をするか?という中で虹ヶ咲学園のオープンキャンパスが開かれます。
かっこいい×10(スーツヶ咲の伏線回収)
オープンキャンパスに来たのは入学を検討している中学生だけではありませんでした。
短期留学で虹ヶ咲学園を訪れた2人、ランジュとミアちゃんです。
ランジュはスクールアイドルフェスティバルの動画を見て、【それぞれが自分のやりたいことを表現しているステージ】。そんなスクールアイドルフェスティバルにトキメキを感じて、自分も立ってみたい!
だから虹ヶ咲学園へと編入したのです。
オープンキャンパスで第2回スクールアイドルフェスティバルの告知映像を流す予定の同好会。
しかし、トラブルが起こります。
元々流すものとは違う、マル秘映像が映ってしまったのです。
売ってください。言い値で買います。
このままでは正しいスクールアイドルフェスティバルの魅力は伝わらない、そう思ったランジュはスクールアイドルとしての始まりのパフォーマンスを行います。
ランジュのパフォーマンスは人の心を掴み、その後無事告知映像は流すことができました。
ランジュのパフォーマンスを見た同好会のメンバーは温かく迎え入れるはずでしたが、ランジュは入部を拒否。同好会の考えとランジュの考えは違うものだったからです。
スクールアイドルに惹かれたのならばスクールアイドルとして夢を追いかけるべき。
別の夢があるならば、違う道へと進むべき。
そして、侑に問います。
「あなたはどうして同好会にいるの?」
「やりたいことをやりたいって気持ちだったら私だって負けてないつもり。」「私だって私のやり方でこの同好会で夢を叶えたいって思ってる。」
同好会のやり方もランジュのやり方も間違ってないからこそ、生まれた対立。
その答えは第2回スクールアイドルフェスティバルのステージで証明する。
そう言って立ち去ったランジュ、物語はまた動き始めました。
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と、いうところで1話の簡単なあらすじでした。
嵐のように学園を訪れインパクトを残したランジュ、スクールアイドル同好会との関わり方が未だに読めないミアと栞子、物語がどう進むのか非常に楽しみですね。
では、ここからはランジュとあなたについてお話をしていこうと思います。
◎ショウ・ランジュについて
・ランジュの瞳に映るトキメキ
ランジュの立ちたいスクールアイドルフェスティバルってどんなステージなのでしょうか?
1話の中盤、ランジュの第1回スクールアイドルフェスティバルを見た感想は【それぞれが自分のやりたいことを表現しているステージ】をしている姿にトキメいた。
それは虹ヶ咲学園を訪れること、スクールアイドルを始めることキッカケにもなりました。
この言葉のランジュの視点って【ステージに立つ人間】の話なんですよね。
それを表すかのように、ランジュの回想シーンでは明らかに一緒に楽しむお客さんの姿は映されなかったです。
そして、侑のことを初めて見たという発言もありました。
ちょっとここで考えるべき可能性が2つあるので、お話します。
1.スクールアイドルフェスティバルの配信カメラの話
まず、スクールアイドルフェスティバルって配信はステージだけじゃなく、お客さんの楽しむ様子は映されていたのか?という問題です。
スクールアイドルフェスティバルはステージ上のパフォーマンスだけではなく、もんじゃ焼きの屋台を出したり、焼き菓子を焼いて販売している様子が1期の13話では描かれていました。
もし、配信で見たカメラがステージの下を映してないものであるならば、ランジュの思い描くスクールアイドルフェスティバルはステージの下のお客さんを魅了しているように見えてもおかしくはありませんね。
しかし、私たちがTVアニメをモニター越しに見てきたスクールアイドルフェスティバルの景色はそのようには見えないので実際はアニメ通りの映し方をしているのが配信のカメラの答えだと思います。
それよりも、次の可能性の方が高いと思います。
2.ランジュの見てるファンの話
ランジュにとって、あくまで【ファンはファンである】この視点からだとステージ上のスクールアイドルしか映らないのは必然的ですよね。
行ったことのあるライブを想像してみてください。
スポットライトが当たり、目を惹くのはアーティストですよね?
連番者でない限り、隣の人を見ることはほぼ無いと思います。
ランジュの思い描くステージはそんな当たり前のことを話しています。
ただ、スクールアイドルフェスティバルがあまりにも例外なんです。
「いろんなところでいろんなアイドルたちが 自分らしいライブを披露する。
そして、スクールアイドルが大好きな人たちも 自分の好きを自由に表現できる。
みんなの夢が集まってそれを全部叶える場所」
これがスクールアイドルフェスティバルのコンセプトであり、この形を実現させました。
ですが、ランジュにとってファンがファンである以上はそんな形には見えないんですよね。
あくまで、楽しんでいる人達はスクールアイドルに魅了されているから楽しむことが出来る。
ランジュにとってやりたいことはスクールアイドルだから、ステージの下は見る必要が無いのです。
これが回想でお客さんが映し出されず、侑のことを知らない答えなのだと思います。
ランジュだけじゃなく配信の視点で言えば、ステージを作り上げた過程は体験している人にしか分からないということ。
見ている人にとってスクールアイドルとファンが支え合って作り上げたものは配信だけでは汲み取りずらいということも表されていると思います。
・ランジュの考え
でも結局、ランジュのやりたいことは【それぞれが自分のやりたいことを表現しているステージ】に立つことなんですよね。
これってスクールアイドル同好会に入ってても叶えられるものじゃないですか。現にそれが第1回スクールアイドルフェスティバルなのですから。
ランジュが同好会に入らない理由はファンに支えられているスクールアイドルは情けないから。
スクールアイドルは1人でパフォーマンスが出来るものであるから。
完全に"あなたと叶える物語"とは真逆のことを言われてるんですよね。
だからランジュにとってスクールアイドルをやらない侑の存在は謎ですし、ステージを作ることは1人で出来るものだからファンに支えられている同好会のことは理解できないのです。
やりたいことは同好会もランジュも同じなのに違う道に進むのは、それぞれのやり方があるからこそ競い合う"ライバル"という関係になるんだと思います。
今後、ランジュにとって同好会のやり方が正しいものになるのか、同好会はランジュのやり方も受け入れて行くのか、ランジュにとっての"あなた"という存在はどう描かれるのか楽しみです。
◎あなたについて
・侑のあなたという関係
今回の問題として、侑がファンでは無く"あなた"である事の意味を考えました。
そもそも"あなた"ってどんな存在なのか?
私は助言や手助けをして支え、寄り添い、スクールアイドルを導く身近な存在。だと思っています。
アニメ1期の中で侑がその存在になっている場面は数えればキリがない程にあります。
そして、2期にも近い描写として歩夢ちゃんの表情変化を見るシーンやしずくちゃんや璃奈ちゃんの編集に同意する場面も侑が"あなた"をしている場面だと思います。
"あなた"のやってる事ってそんな当たり前だけど、同好会には絶対に欠かせない存在なんですよね。
侑があなたである理由は傍にいること、寄り添ってあげられる存在であること。
それだけで侑があなたである理由になるのです。
今後、侑にとってピアノという自分の大切な夢を追いかけることで同好会として叶えられる夢は楽曲を作ることなのではないでしょうか?
音楽をやりたい夢を同好会としてどう描かれるのか、楽しみですね。
・あなたという複合的な人物達
スクールアイドルフェスティバルのステージはファンに支えられて出来たステージである。
歩夢ちゃんにおいての今日子ちゃん達、愛さんにおいての色葉ちゃん達はスクールアイドルのファンとして描かれましたか?
私は"あなた"として描かれていると思います。
侑ほど近い存在ではないけれど、ステージを作る人、相談に乗る人、ステージを楽しんでいる人も全てファンではなく"あなた"にしてしまうのが虹ヶ咲だと思います。
これはランジュの視点から見れば、今日子ちゃん達はスクールアイドルをサポートするスタッフと見えてたり、ブレードを振っている人はファンとして見えているのだと思います。
今のランジュにとってのミアは楽曲を提供するスタッフに近い存在と呼べるのではないでしょうか?
そんなランジュが近い存在の存在を支えられていると認識するかどうかもこれから楽しみですね。
・私があなたとして思うこと
侑がなぜ"あなた"なのか?を考えると同時にに私も"あなた"としてやっていることについて振り返りました。
上に書いたように傍にいることや声をかけることがこれまで侑のやってきたことです。
一緒にステージ作りをしてきた今日子ちゃん達もやってきたことです。
では、現実にいる私がスクールアイドル達にやっていることはなにか?
パッと思いついたのはブレードを振ることでした。
ただブレードを振ることも傍から見ればファンかもしれないけれど、ステージを見て楽しんでいる自分の姿はスクールアイドルにとって支えになっていると思います。
かすみ推しだからこそ全体曲でパステルイエローを振り続けることは、彼女を勇気づけているものなんだと思い込んでいます。
それが私が一番"あなた"をしている瞬間になっているのだと思います。
もちろんブログを書いていることもそうですし、私には出来ない絵やSSを書くことや痛バを作ることもそのスクールアイドルの支えになっている"あなた"としてのやっていることに繋がっているのだと思います。
1話でちょっとだけ私にとってのスクールアイドルとの関係を振り返る良い機会になりました。
◎小話コーナー 劇伴編
私の小話コーナー🌈
今回は劇伴のについて。
2期1話にて、『Sound of TOKIMEKI』に収録された劇伴が3つ使われましたが、Bパート最初の『はれ模様』について面白い使われ方をされていたのでお話します。
『はれ模様』とは、そもそも造語です。
【くもり模様】や【雨模様】は存在しますがその意味は【雨が降りそうな空の様子】というものです。
降ってはいないけれども降りそうな予感がする、というニュアンスと捉えて良さそうですね。
これを『はれ模様』に置き換えると【晴れそうな空の様子】として明るい兆しが見られると言えそうですね。
このシーンではランジュがスクールアイドルフェスティバルに感化されて虹ヶ咲学園を訪れたというものです。
同好会としてはスクールアイドルが増え、新しいメンバーが加入するのでは?という明るい未来が想像できますね。
ですが、結果としてランジュは同好会には入らなかったですよね。
『はれ模様』とはあくまで予感であり、実際には明るい答えになってないという意味で使用されたと思います。
これは1話だけで見れば……ということで今後の明るい未来への『はれ模様』であったことを楽しみにしたいですね。
◎最後に
さて、1話を振り返って考えることがたくさんあってアニメ虹ヶ咲が始まったと実感が湧きますね。
来週についても展開が読めないことだらけでワクワクとハラハラが毎週続いていく感じは堪らないです。
感想記事に関しては毎週出すかは今のところ未定ですが、書きたいことを思いついたら更新します。
栞子ちゃんへの提出期限が過ぎないことを祈って🙏🙏
最後まで読んでいただきありがとうございました!