こんにちは、ぎぬまです。
4thライブ、まずはお疲れ様でした!
めちゃめちゃに泣いた部分もありますが、心から楽しかったって1番に感じられるライブは久しぶりでした。(楽しかったって言えるライブって幸せじゃないですか??)
色とりどりすぎるソロ曲が12曲も入り乱れ、ユニットも全体曲も楽しめるなんて、感情ジェットコースター、高級すたみな太郎みたいな感じでしたね。
さて、今回はライブでしか味わえない影響を受けたソロ曲。
『Diabolic mulier』についてこの目と体で感じたことについてお話させていただきたいと思います。
・印象の話
前提の話から。
Diabolic mulierってどんな印象持ってますか?
私含め、おおよその方のTwitterの感想を見るに
「わかんね〜〜〜〜〜(大声)」
みたいな印象じゃないかと思います。
強いて言うなれば、「今までの愛さんっぽくない楽曲だな」ってことくらいですかね。
作詞作曲を手がけられてるT4Kさんの楽曲がラブライブ!コンテンツとして初でもありますし、その独特なワードセンスと世界観は1単語を解析するのも難しいですよね。
歌詞だけじゃなくてもライブでの演出とか雰囲気とかで楽しんで観るかって気持ちでした。
この曲とのライブを迎えるにあたっての向き合い方はそんな感じですね。
・実際に魅せられたもの
さて、雰囲気で楽しむと思って迎えた当日。体全身が震えました。
初めてでした。
ライブで『恐怖』を感じたのは。
ましてや宮下愛のパフォーマンスでそんな気持ちを抱くだなんて思いもしなかったです。
犬の遠吠え、超オレンジに彩られるライト、モノクロに映し出されるメインモニター、そこに映る村上奈津実さんの妖しげな表情。
何もかもが怖くって、パフォーマンスの間は全身の鳥肌が立ちまくってました。
何より、そこに立っているのが宮下愛だという事実が1番恐ろしかったんだと思います。
これが実際にこの目で観た感想ですね。
・キズナエピソードの振り返り
ここで、キズナエピソードについておさらいしてみます。
上記にも書いた通り、Diabolic mulierに対して思う感想は「愛さんっぽくない楽曲」なんですよね。
それは愛さんの性格や楽曲が [明るい]とか[楽しい]ということを知っているからだと思います。
今回の校内フィルムフェスティバル自体が初期の9人のメンバーにとっては自分らしさではなく、各部活、同好会に寄り添った内容から来る意外性みたいな部分がありますからね。
そんな愛さんが担当したアナログゲーム研究部の作ったシナリオは怖いとか怪しいとかで、やはり愛さんっぽくないものなんですよね。
愛さんがシナリオの中で感情移入をしたのも悲恋でどうにもならなかった吸血姫。そのイメージで曲も作られることになります。
ですが、吸血姫のような妖艶さはないと自分でも理解出来る程に愛さんらしくない人物になりきるんですよね。
そこで頼った相手は自分とは違う人物の演じることが出来る演劇部を兼部する桜坂しずくです。
壁ドンされながら、囁かれながら少しずつ妖艶さを理解した愛さんの飲み込みの早さは流石だと感じました。
けれど、怪しさや怖さに関して、まだ掴みきれてない状態でした。
そこであなたとホラー映画を見ることによって、目に見えない得体の知れない恐怖というものがあることを理解します。
そして迎えたフィルムフェスティバル前夜祭。
いつもとは違う愛さんを魅せることであなたを含めた観客のみんなを驚かせるパフォーマンスをすることができました。
というところでこのキズナエピソードは完結しました。
要点としてはやはり、「いつもと違う」「恐怖」みたいな部分ですね。これに関しては実際のライブでも私が感じたので、村上奈津実さんのパフォーマンスはキズナエピソードを経て成長した愛さんのパフォーマンスそのものを表しているものでした。
・宮下愛が天才だということ
さて、キズナエピソードを振り返りました。「いつもと違う」はこの曲にとって重要な部分ですね。
普段の愛さんとは違う吸血姫になることでこの曲は完成されたと言えると思います。
よくよく考えてみてください。
自分ではない人物になれる愛さんって天才じゃないですか??
演劇部に身を置いている桜坂しずくから指南を受けたとは言え、Diabolic mulierに立っているのは宮下愛ではない吸血姫なんです。
でも、宮下愛であることも事実です。
そう言えば、キズナエピソードの中にこんなセリフがあります。
確かに、私の知っている愛さんって太陽や明るいが似合う本当に光を具現化したような人物ですよね。
そして、「楽しい」空間を作り出すことが愛さんの特技でもあります。
楽しい空間作りというのは愛さんを中心に周りの誰かを巻き込んで楽しい場所を作り出すことができるというものです。
では「いつもと違う」宮下愛は?
闇属性の宮下愛がパフォーマンスをしているDiabolic mulierって楽しい空間作りを闇に変換して『空間支配』をやったんですよ。
それはライトがステージにいる宮下愛の手に反応して操っている現実的支配と、ステージパフォーマンスで我々の心を掴む精神的支配のどちらも行ってるんです。
めっちゃGoing!!の凄く楽しい超オレンジも怪しく燃えさかる炎の波にすることができるんです。
私もその炎の一部になってしまっていて、目の前にいる宮下愛ではない宮下愛に惹かれているんですよ。
だから目の前にいるのが宮下愛という事実が恐ろしいんです。
だから宮下愛は天才なんです。
・終わりに
以上が私がDiabolic mulierを現地で見て感じたことです。
1番に思うのは、愛さんが光属性の明るく楽しい女の子で良かったということです。
Diabolic mulierを通して、闇属性でも光属性でも愛さんがスクールアイドルとして魅せることができることが証明された瞬間でした。
この1曲のみならず、校内フィルムフェスティバルの楽曲はこの目で確かめて新たに感じ取ったところがたくさんありました。
2期に向けてメンバーのことをもっと知れた4thライブは凄くいいライブでした。
またなにか思いついたらどんどん書いていくのでよろしくお願いします🙌
今回は最後までありがとうございました!!