「あなた」と出逢った日

 

こんにちは、ぎぬまです。

雨が降り続く日が過ぎて、太陽の照りつける時間が増えてきましたね。梅雨もそろそろ明けて、季節の変わり目みたいです。

私はこの時期になると無敵級*ビリーバーの試聴動画を見返してた日々を思い返して少し熱くなります。(もう3年前なのが衝撃です)

 

さて、今回はスパボ(@daisonHDD)さんとこじまり(@kojimari06)さんの企画【#忘れない僕たちのデイズ】に何かしら参加したいと思い、筆を執りました。

 

正直、スクスタとの思い出が山ほどありすぎて何を題材にしようか悩みましたが、私らしくストーリーには絡まない変化球な内容にしたいと思います。

 

今回の題材はスペシャルドラマ

「改めて、よろしく!」について書いていきます。

ぜひ最後までよろしくお願いします。

 

 

・「改めて、よろしく!」とは

スペシャルドラマ「改めて、よろしく!」とは、2019年10月度生放送「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 生放送! 宮下 愛 presents☆スクスタリリース テンアゲ⤴パーティーnight🎉✨サプライズもあるよ👀❗️」にて公開された、いわゆる生首アニメです。

 

話の内容としては、かすみが持ってきたオレンジジャムコッペパンをメンバーが部室で食べているところから始まって、愛さんがダジャレを言ったり果林さんがカロリーを気にしたりかすみが悔しがったりと、何気ない日常が切り取らています。

 

コッペパンの話題が終わると、部室に「あなた」が来ないことで「あなた」を中心とした話がされます。

同好会を支える「あなた」は各メンバーそれぞれにキズナを深めていることを話していて、これからも仲良くなって「特別」な「存在」になっていきたいということを話し合っていきます。

 

最後は、いつも支えてくれた「あなた」が部室にやってきたところで、メンバー達から「いつもありがとう これからもよろしくね!」という言葉で終わります。

 

何気ない日々のちょっと特別な一日

「あなたと叶える物語」らしさを感じる素敵なお話です。

 

・「改めて、よろしく!」のここがすごい

 

なぜこの話をピックアップしたかというと、「あなた」との出逢いがこの話には描かれているからです。"改めて”という言葉と"出逢い”という言葉では結びつかないとは思いますが、このお話で登場する「あなた」という存在は2019年まで存在していませんでした。

 

2017年のPDPから始まった虹ヶ咲ですが、同好会の10人目のメンバーである「あなた」という存在が明確に現れたのは、実はスクスタからなのです。

それまでの虹ヶ咲というと、歩夢ちゃんの初期の自己紹介で大事なお友達がいるということ、それ以外は第三者の目線(いわゆるスクフェスの語りかけスタイル)という形で彼女たちと接していました。どこか遠い関係のようにも感じます。

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スクスタリリース以前の虹ヶ咲がしてきた活動は、媒体別活動やがさらじ、マンスリーランキングにユニット成立決定、大きなものでいえば構内マッチングフェスティバルといった活動がありました。その期間で行った活動の全てが、彼女たちの努力とファンがいなければ成立しなかったものばかりだったように感じます。

 

このスペシャルドラマで一番胸にくるのは、今まで存在しなかった「あなた」は『これまで支えてくれたあなた』のことを指しているように思いました。どこか遠い存在だったはずが、

実は

「一番近くで支えてた存在だよ」

って伝えているように思えます。

この話でいう"出逢い”とは、メンバーにとってはいつもそばにいる人で当たり前の存在だけど、第三者だった私たちにとっては「あなた」としての自分との出逢いが描かれているのだと思います。

 

・これからもあなたと描く物語

 

スクスタのサービス終了。その言葉が見えたとき、寂しさが溢れました。

思い出は胸の中にずっと残るというのは『ラブライブ!サンシャイン!!』を見てきたから知っていたことです。彼女たちと過ごしてきた日々が無くなりはしないことは分かっているはずなんですけどね。

 

私とスクスタとの出逢い、最初はラブライブ!シリーズが好きでμ’sAqoursの掛け合いを見られることが嬉しくてインストールしたことを覚えています。思い返せば「Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR」でPDPが発表されたとき、大好きな2グループが話し合っている夢が叶ったと涙したことを今でも覚えています。

ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS」は当時から好きだったファンの夢だったと思います。だから形になったときはすごく嬉しかったんですよね。

 

そして、私の虹ヶ咲との出逢いもスクスタからです。

彼女たちがソロアイドルで活動する理由も、同好会がグループとして一体感のあるステージが泣ける理由もスクスタから知ることができました。1stライブに行ってトキメキをもらい「あなた」として物語がはじまって、栞子ちゃんと出逢って、ミアちゃんと嵐珠ちゃんと出逢って、たくさんの時間を共に過ごしてきました。

夢がない事に悩む「あなた」を見て私に重ね合わさるところもあれば、音楽でみんなを支える姿を見て自分とは全然違うと思ったり。

 

「あなた」の始まりは私の始まりです。

 

そんな彼女たちと離れることは私にとっての幼馴染がいなくなるみたいで本当に寂しいです。彼女たちは53章で夢を残してくれました。

お台場全体のお祭りって、大切で特別な1日を作ることだったと思います。

特別な日という忘れられない時間だからこそ、この先お台場に足を運んだ時にスクスタとの思い出が頭の中によぎってくるのではないでしょうか。それだけで、これまでの青春という時間は永遠のものになっていくと思うんです。

 

だから、寂しいけれど、明日を迎えられます。

虹ヶ咲のこれまでに「あなた」がいたように

虹ヶ咲のこれからにも「あなた」がいるってずっと信じているから。