こんにちは、ぎぬまです。
今回は虹ヶ咲タグ企画
#明日へ夢を繋ごうについての記事となります。
アニメ虹ヶ咲2期に向けて何を書こうかと考えたましたが、私が一番楽しんだ劇伴音楽の『Sound of TOKIMEKI』の解釈についてお話していこうと思います。
この機会に劇伴音楽の魅力や楽しみ方を知っていただけると嬉しいです!
最後までよろしくお願いします!
○劇伴音楽とは?
劇伴とは
映画やテレビドラマ、演劇やアニメで流れる伴奏音楽をいう。また、音楽におけるジャンルの一種ともされる。
(Wikipediaより)
一般的にはBGMと言われる音楽のことです。
しかし、劇伴音楽の意味はBGMだけではなく、キャラクターの心情や情景描写、その場所の雰囲気を表す等の重要な役割があります。
アニメの物語を彩る上で欠かせないもののひとつだと思います。
例えるなら、唐揚げにかけるレモンのような存在。
そんな虹ヶ咲学園の劇伴音楽の世界
第10話「夏、はじまる」是非お楽しみください!
○アバン
・かわいさ無敵級
中須かすみがテストで22点を取った場面。
テストで22点を取ったかすみ、それをからかうしずくの様子はどちらもかわいいという意味だと思います。
22点という悪い点を取ったギャグシーンという側面でも雰囲気として使用されている。
○Aパート
・サガシモノ
合宿所が学園内ということを言われる場面。
ここでも合宿所が学校であるというオチについてのコミカルな様子として劇伴が使われているのだと思います。
合宿を通して、同好会が成長するための何かが見つかるかもしれないという意味もあると思います。
・ミッション!
合宿にて料理を作り食べる場面。
ここも雰囲気という意味で活発な印象のある使用されていると思われる。
面白いポイントとしては、せつ菜の独創的な料理を食べなければならないという『ミッション!』が同好会にされているのである。
・かすみんです!!!
かすみと璃奈が作ったデザートは見た目もかわいく美味しいという作った二人を象徴する意味として劇伴が使用されていると思う。
・夢中になれるもの
今後のライブにて同好会メンバーがそれぞれのやりたいことを話す場面。
ここで話しているメンバーのやりたいことはどれもスクールアイドルフェスティバルでそれぞれのステージで叶えたことになっている。
それぞれにやりたいことがあるからこそ、ソロアイドルとして叶えたい夢は一人一人違って『夢中になれるもの』の形は自分の思うやりたいことに繋がっていることを意味していると思います。
・やさしさをあなたに
高咲侑と上原歩夢が皿洗いをする場面。
侑と歩夢が幼なじみトークをするところだが、今まで二人が共に歩いてきたからこそ優しさをお互いに共有しあってきたという話である。
今も二人が笑い合えることは崩れることなく手を取りあった仲の良い幼なじみの関係から生まれるものでもあります。
・アヤシイ人影
1年生が仮装をして宮下愛を脅かす場面。
こっそりと仮装を企てる1年生の怪しい動きについて表す劇伴。
愛に対して脅かすも失敗してしまうので、怖いというよりも面白い。
曲としてもコミカルな感じで雰囲気が出ている。
・想い、花ひらく時
音楽室にて高咲侑と優木せつ菜が救われた時の話をする場面。
ここで生まれた想いは侑の音楽をやってみたいという気持ちです。
せつ菜の『CHASE!』を聴いて、好きな曲を音楽室で弾くようになり、それが侑の夢になっていました。
この時点ではまだ漠然としたものでもある侑の夢のきっかけとなった瞬間にもなっています。
・謎めいて、コソ泥
1年生と3年生の悪ふざけが優木せつ菜にバレる場面。
せつ菜に遊んでいる所を見つかり怒られてしまうも尚、イタズラをしようとコソコソするかすみの姿を表している劇伴だと思います。
・夕陽
せつ菜スカーレットストームを浴びる中須かすみを見て同好会メンバーが寝ようと決める場面。
今日の疲れを癒して寝ようという、夜を表すための劇伴だと思います。
○Bパート
・朝陽
同好会メンバーがランニングをする場面。
Aパート最後の『夕陽』に対して『朝陽』を流すことで夜が明けた時間経過を意味する劇伴となっている。
『朝陽』を浴びながら走ることの爽快感を曲としても表している。
・始まれ!
高咲侑が部室にてダイバーフェスの動画を見て感じた想いを振り返る場面。
果林の立つダイバーフェスのステージを見た侑の心の中には「歓声の中でステージも客席もスクールアイドルを思うみんなの心が一つになるような」ライブがしたいという気持ちがありました。
スクールアイドルフェスティバルのきっかけとなったその想いを侑が振り返ることによってますます楽しめるライブがしたいという気持ちが強まった場面でもあります。
・潮風のリズム
同好会のみんながプールで遊ぶ場面。
練習を忘れてプールで思いっきり楽しんでいる様子を表していると思います。
ただひたすらに楽しいというメンバーの気持ちの高揚感を楽曲で表現されているように感じます。
・わたしとスクールアイドル
高咲侑と上原歩夢が同好会に入るきっかけの話をする場面。
侑にとってのスクールアイドルとの向き合い方は歩夢の出した勇気によって始まって、同好会に入りメンバー全員と分かちあってきた時間の全てが今の侑がある。
そして、侑の中に生まれたスクールアイドルとファンの垣根を越えるライブをしたいという気持ち、それこそが侑にとってのスクールアイドルとの向き合い方だと思います。
侑にとっての『わたしとスクールアイドル』とは侑が受け取ったものを今度はまた誰かに共有していくことの連鎖が叶えたい夢になっているのが好きなところです。
・トキメキへ!
同好会メンバーと花火を見て高咲侑がスクールアイドルフェスティバルをやりたいと言う場面。
ここで初めてスクールアイドルフェスティバルという言葉が出てくることによって、やりたいことの明瞭化がされ、その目標に走り出すことができる。
まだ始まったばかりのスクールアイドルフェスティバルという夢に同好会全員が叶えたいと思うことこそが【トキメキ】なんだと思います。
○最後に
劇伴音楽から見る第10話「夏、はじまる」いかがだったでしょうか?
もちろんこの楽しみ方だけが正解ではないですが、虹ヶ咲を見てまた新しい発見があれば嬉しいです。
また次回、「みんなの夢、私の夢」でお会いしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!