イマしかできないないない……逢え逢え出逢えてよかったね ~Rainbow Days~

こんにちは、ぎぬまです。

新年明けたら毎日晴れが続いて散歩をしたら日焼けをしちゃうような、そんな季節になりました。

まあ、そんな日々もかけがえのないものと考えたら抱きしめたくなっちゃいます。

 

さて、「にじよん あにめーしょん」

始まりましたね!!!

虹ヶ咲の新しい日常が覗けるのはとても嬉しいことです。

こんなに嬉しい日々が続く久しぶりのリアタイなので感想を書いていきたいと思います〜👏

ぜひ楽しんでみていただけると幸いです🌈

 

 

・記録を記憶する…ってコト!?


第1話「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」では同好会の日常を記録するためにビデオカメラがアイテムとして出てきましたね。

パシャっと撮るカメラはかけがえのない瞬間を切り取って、その一瞬を大切に残すものとしての側面がある(TVアニメ2期10話が分かりやすいですね)のに対し、ビデオカメラという映像として残すことにはどんな意味があるんでしょう?


私は、生活という特別じゃないものを永遠にする  という意味があるんじゃないかと思います。


突然ですが、頭の中にある遊園地とかライブの思い出になっている1日を思い返してみてください。

ほとんどの方は断片的に1番楽しかったって思ったことが甦ってきませんか?

前者のカメラってそういった大切だと思う瞬間の切り取りに近いと思うんです。

 


逆に、心に残っている感動等が断片的じゃなくその日のことを全て覚えてるよ〜って人🙋‍♂️


安心してください。

かなりの異常者です。

 


というより現実的に考えてほぼ不可能だと思うんですよね。

だけど楽しかった1日ってやっぱり忘れたくないですよね?


こういった時に出てくるのが

_人人人人人人人_

>    ビデオカメラ<

 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

です。


忘れたくない時間だって、何もなかった他愛のないことだって、思い出として一生残り続けてくれることができる万能アイテムですよね。

限りのある高校生活でかけがえのない仲間と過ごしているイマという時間がより特別になってより愛おしく思えてきます。

ビデオカメラの持つ力ってそういう青春の1ページを拡張できるルーズリーフのような記録媒体のひとつに思えますね。

(筆者の家庭にも1台あって、家族がビデオを回してた理由がちょっと分かった気がしました。)


そして、ビデオカメラは「にじよん あにめーしょん」という世界に生を受けたわけですが、その日常を見ている我々にも大切な役割を持っていると思います。

 

・あんな?

 

 

「虹ヶ咲の世界って200恒河沙あんねん」

 

 

そのくらい虹ヶ咲って平行世界が広がっているコンテンツに感じることは多いと思います。

アニメ、スクスタ、にじよん、ドラマCD等、なんならスクスタの中のキズナエピソードやドラマCDでもAZUNAランドがあるものと大銀河宇宙連邦本部がある世界も同じものとは考えずらいと思います。

ここで言いたいのは、あたふたするよねって話じゃなくて、その無数に存在する世界はどれもカメラが向けられてるほんの一部であるって話です。

上記に記したように、これまで辿ってきた虹ヶ咲の夢を追いかけるスクスタやアニメなどの大切な物語とか、日常にカメラを置いて同好会内の関係や癒しをくれるにじよんとか、どの媒体にも私たちの目を通してくれるカメラが全部記録してくれているものになっていると思うのです。

記録をするってことはその時間が大切だと思うから記録すると思うんです。つまり虹ヶ咲にとって見慣れた日常も特別なものだからビデオカメラを置いていると思います。

 

そしてこの話の大筋である、私たちに向けての役割とはそのたくさんの記録を記憶していくことだと思います。

例えば、ラブライブ!優勝をしたグループμ'sやAqoursやLiella!だって優勝に向けた日々を我々が知ってるから物語で優勝した時に感情が溢れてくると思うんです。

けれど、ラブライブ!を知らない人からすれば有名で優勝をしたグループという事実だけがこの世に残ります。ファンとしてはやっぱり優勝するまでの過程を知ってほしいし覚えててもらいたいって思うんです。

今回の「にじよん あにめーしょん」も虹ヶ咲における1ページとして大切な物語になると思うんです。いつか終わりは来るのかもしれない、10年したら忘れられちゃうかもしれない。だから私は彼女たちが記録してくれた長く短い青春を共に歩いて来たからこそずっと記憶していきたいって思うんですよね。

虹ヶ咲の大好きなところをずっと記憶していって、連鎖的に誰かに記憶されていく。そんなことがずっと続けば「にじよん あにめーしょん」だって1000年後の人類に伝わるかもしれないんです。

 

だから、、、

虹ヶ咲の媒体は無量大数も広がってるから時間あったらみんな見てくれよな!!!!!!!!!!!!!

 

・小ネタ満載集

 

○小型犬vs大型犬

 

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目から星出す部長 

vs

目から金魚出す大部長
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Poppin'Up!と‪Eutopia‬どちらの演出でも使われてましたね🌟🐠

 

○部室装飾

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👉加入してからコップの数かぞえたことなかったなぁ…(あれ?12個しかない😢)

👈ふかふかブルーベリーミルクコッペパンさん恐らく媒体の中でも1番立体化されてる(遥ちゃんも好きだから仕方ないね)

👆スペシャルゲスト.焼き菓子同好会のティーセット

 

○∩/⁄*イ`^ᗜ^リ∩  🗼🗼🗼

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👆2期5話の視覚的表現されて約束タワーコーンさん!?

 

○DIVER 璃奈ちゃんボード

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にじよん シーズン1 #22「誕生日(歩夢②)」から登場してた璃奈ちゃんホワイトボード、実は特別公開されてたミヤコヒト先生の四コマだとTVアニメでよく見た謎のマグネットお花になってましたね🌷

にじよん世界とアニメ世界の中間ということなのだろうか🤔💭

 

○ほう、奇しくも同じ構えだ

 

左手を上げるのが東雲流

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↑不束者の高咲侑

普通科者の上原歩

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探せば山ほど出てきそうですし、これも虹ヶ咲的な楽しみ方の1つな感じがしますね🙌

 

・日常は続くよどこまでも🌈

にじよんの感想書くぞ〜って言ってオタクと語って書いてたらもう明日が第2話になりました🫠

そういえば劇伴は前半が「夢中になれるもの」後半が「かわいさ無敵級」でしたね🎹

前者はNHK版の予告で流れてた聴き馴染みのあるもので、後者はTVアニメでもかすみちゃんのテーマの1つとして良く流れてたので旧友に会った感覚になってました。

特に、開幕の「夢中になれるもの」については1期で侑ちゃんの心情を表してたものに感じてた好きな劇伴の1つだったので虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会という場所で夢を叶えに向かう侑ちゃんの心情と新しい日常を迎える虹ヶ咲が好きな私たちの心情にマッチしてて納得&嬉しいが爆発してました。

 

さて、第2話は「ランジュと愛と可愛い」ですね🙌👐💕

ランジュも愛さんも可愛いだろ!!!!って思いながら、どんな話になるのか楽しみですね。

「○○と可愛い」といえばシーズン4 #26 〜27「かすみと可愛い① . ②」に通ずるものを感じます😌

気が向いたら2話以降もまた記事を書くと思うのでその時はよろしくお願いします〜

それでは今回は読んでいただきありがとうございました!

 

「次のにじよんも楽しみだなぁ」

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序章?新章?あなたが叶える物語!


こんにちは、ぎぬまです。

日が暮れるのも早くなり、吹く風にも冷たさを感じる季節になってきました🤧🍃

彩られている紅葉も枯れ葉になっていくことに寂しさを感じて、また花が咲く時期が恋しく感じます。


さて、先日Twitterにてあるアンケートを取らせていただきました。

 

 

100名以上の方にご回答いただきました。

ご協力頂いた方々、本当にありがとうございました!


今回の記事では、このアンケートを取った目的についてと、これから始まるスクスタ4thシーズンにワクワクしている理由についてお話していこうと思います。

最後までよろしくお願いします!

 

 

・あなたの好きはどこから?私は…


今回の記事を書くにあたりおこなったアンケートですが、3つの質問で簡単なのでここで一度おさらいしてみましょう。(このアンケートをはじめて見たという方はぜひここで考えてみてください。)

 


・虹ヶ咲の全体曲で一番好きな楽曲はなんですか?


・虹ヶ咲の全体曲で一番ピンとこない楽曲はなんですか?


・『L!L!L!(Love the Life We Live)』についてどのような印象を持たれていますか?

 


すぐにパッと答えられましたか?5分くらい悩む時間が欲しくなりましたか?様々な思いが揺らいだと思われます。

 


では次に、このアンケートをとった理由についてです。

私にとってこのアンケートの目的は、ただ統計が取りたかったのではなく2つの狙いがあったのです。

 


1つ目は、好きな曲とピンとこない曲の違いがなぜ存在するのかについて考えたかったからです。

あなたが選んだ好きな曲とピンとこない曲について、もう一度自分の胸に聞いてみてください。

 


私の中で好きな曲に選ばれた一番の理由ってその曲に対して 実感が持てるから ではないかと思います。

 


好きな曲で特に多かった例を挙げると『NEO SKY,NEO MAP!』『Love U my friends』など「この歌詞の気持ちが自分にもわかる」「この曲は自分のことを歌っているように感じる」と思えるようなものだと思います。


それとは逆にピンとこない曲で圧倒的に多かった曲は『Sweet Eyes』でした。

つまり、オタクは恋愛をやったことがほぼ無い…

メンバーと恋愛が結びつかないため実感が湧かない、想像がつかないということが挙げられた理由ではないかと思います。


また、実感の有無が存在する理由としてその曲に対する物語を自身が追体験していることが関係しているのではないでしょうか?

このアンケートを全体曲に限定した理由が、メンバー個人に感情移入をさせづらくするためという意図がありました。

簡単な例でいうと無敵級*ビリーバーの歌詞は中須かすみちゃんの心情であるというのはほぼ100%成立すると思いますが、TOKIMEKI Runnersは中須かすみちゃん個人の心情のみでは成立しづらいのではないかと思います。

そしたら、TOKIMEKI Runnersが好きな理由は中須かすみちゃんの心情<自分の好きだと思える何か により近づけるのではないかと思います。

なので、その好きな曲には自分が好きだと感じたきっかけがあって挙げられたのではないかと思います。

そのきっかけはライブで見た忘れられない思い出や、アニメでその曲ができた経緯だったり、ふと電車の中で聴いた瞬間かもしれません。

自分の中で好きになったきっかけの物語があったからこそ実感につながっているのかもしれません。

 


・私にとってのL!L!L!(Love the Life We Live)

 


アンケートの一番最後の質問、「『L!L!L!(Love the Life We Live)』についてどのような印象を持たれていますか?」

この質問が2つ目の狙いで、この曲に対しての実感の有無を知るための質問でした。

 


私の一番好きな虹ヶ咲の全体曲は間違いなく『L!L!L!(Love the Life We Live)』です。

その理由は私が信じてきたものを肯定してくれた歌詞に実感が持てたからです。

理由についてもう少し深く話していきます。

 


この記事を読んでいるみなさんは好きを表現する力ってどれくらいあると思いますか?

私は言葉じゃ説明できないほどの大きな力があると思います。


Twitterで虹ヶ咲が好きだって発信したツイートは、もしかしたら誰かのきっかけになるかもしれない。

自分の好きなメンバーを描かれている素敵な絵も、誰かにとって新しい魅力を知るものかもしれない。

好きだから口ずさんだ歌も、その歌詞がその瞬間に誰かの胸を打つかもしれない。

1万人を超える会場の中の小さな1つの光だって、スクールアイドルがステージに立つ理由になるかもしれない。

私が今書いている記事だって、いつかは誰かの力になるのかもしれないって私は勝手に信じています。


自分の好きの力が誰かに届くかもしれないって思ったら、それだけで素敵に感じませんか?

 

あるがままの気持ち信じて

明日へ夢を繋ごう


この歌詞の意味も自分の好きを信じていくことで、明日もまた好きなことを好きでいられる。それだけだと思ってましたが、自分の好きがいつか誰かに届くと思えるなら、誰かの夢も繋ぐことができるのかもしれないと感じてきました。

 


スクスタのストーリーでも、「あなたがいるから私はスクールアイドルになれるんだよ」と言ってくれる場面があります。

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スクールアイドルから力をたくさんもらっている私たちの応援だって、スクールアイドルの力になっているって私たちの好きが届いた証明になっている場面だと思います。

ただ好きだからブレードを振ることも、大好きなスクールアイドルに届いてたんだと実感できたんです。

スクスタではこの言葉がきっかけで『L!L!L!(Love the Life We Live)』は作られました。

だから、より私の好きを表現する力を肯定してくれているように感じてこの曲のことが好きになっていったのかもしれません。

 


・L!L!L!(Love the Life We Live)がさらに好きを表現してくれたから


『L!L!L!(Love the Life We Live)』についてスクスタ3rdシーズンのストーリーに触れながらお話していきます。

 


3rdシーズンにてスクールアイドルエキシビションの虹ヶ咲のPVに選ばれた楽曲も『L!L!L!(Love the Life We Live)』です。

そこで録るPVにはニジガクの全校生徒みんなが主役だからこそ一緒にダンスをして表現するという方法を取りました。

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ですが、あなたはどうしてもみんなが主役という部分においてしっくりくるものではなく、もっと良いものが作れると考えてました。

 

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そこで、ヒントとなったのが「アイドル」という言葉です。

ミアちゃんの言う「アイドル」とは、ステージに立つ人間だけではなく、誰かに元気や勇気をくれる憧れになる存在のことを表していました。

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この「アイドル」という言葉によって、私は好きを表している人は誰しも「アイドル」になれるのではと思いました。


そして、PVにはそれぞれの部活動を全力で楽しんでいる姿を映すことになりました。その姿は同じダンスをする以上にその人の好きを表現した、虹ヶ咲の全員がそれぞれ主役と言えるものになりました。

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自由に泳ごう

自由に飛ぼう

大好きがそうノンストップ!

この思い 追いかけよう


ここで個々の部活動などで好きなことを表現しているからこそ、この歌詞が虹ヶ咲学園そのものを表しているように感じます。


そして、完成したPVを見て学園全体の気持ちが上がっていきました。

協力してくれたバスケ部や演劇部の部長も頑張っているのは自分達だけではなく、みんなが好きなこと精一杯打ちこんでいると姿を見て自分たちも頑張ろうって思えると言っていました。

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この気持ちって誰かの好きを追いかけている姿がバスケ部や演劇部の部長の力になっていると思います。

たとえそれが意図しなくても、その好きが誰かに届いているのだとしたらそれだけで自分の好きの力を信じられるように感じます。


この3rdシーズンの物語があることによって『L!L!L!(Love the Life We Live)』はこの曲が作られた経緯以上に、私にとっての好きを信じる力がより強くなり、この曲のことが好きになったと思います。

もしかしたら、この物語を知らなかった人や歌詞がよく分からなかった人も自分の好きの力が絶対にあるってことを信じてもらえたら嬉しいです。

 


・いよいよ始まる【あなた】は?

 

さて、実はここが本題です。

この記事を書こうと思ったとあるきっかけがありました。

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2022年9月25日のスクフェス感謝祭のスクスタNEXTステージにて発表されたスクスタ4thシーズンの配信とそこに登場した女の子 。

加藤ツムギちゃんの存在です。

 

4thシーズンが決まり、気持ちが盛り上がった中で彼女はこう言いました。

 

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この言葉を聞いて、

私には衝撃が走りました。

 

 


『L!L!L!(Love the Life We Live)』で描かれたスクールアイドルに言われた言葉も

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TVアニメで描かれた「スクールアイドルがいて、ファンがいる。それでいいんじゃない?」という言葉も

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加藤ツムギちゃんの言葉からは見事に感じられないものだったからです。

ブレードを振ってきたことも、ブログを書いてきたことも大好きを叫び続けてきたことも全てにおいて意味がないと思っている人が現れたのです。

ですが、これは彼女が応援に意味がないと否定をした、というよりも彼女はまだその力に気づいていないのではないか?と感じています。


同好会の定期ライブに来ているということはスクールアイドル同好会に興味が無いわけでもなければ、嫌いというわけでもないと思います。

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ただ、そこに自分が応援することに意味を感じないと思っているだけにも思います。

私は、加藤ツムギちゃんの考え方に近い人って実は結構いるのではないかと思っています。

自分は好きだからそのステージを見に来ている、好きだからブレードを振っているって理由は特にない人はいるのではないでしょうか?

少なくとも、過去の私はそうでした。

けれどスクールアイドルの立つステージに1人でも見に来てくれる人が、1人でも応援してくれる人がことでパフォーマンスすることができると言ってくれます。

その言葉を知ったことで私はスクールアイドルを支える【あなた】として今も彼女達を応援できる人間でありたいと思えます。

 


いつか、加藤ツムギちゃんがひとりの【あなた】として隣にいてくれる存在になってくれるかもしれない。そう考えたら彼女のことも見守っていきたいと思うようになりました。

 


高咲侑ちゃんから「次はあなたの番!」と渡されたバトンは

これから咲いていくまだ蕾の【あなた】へと繋いでいくもの。

その役目がこれから私が【あなた】としてやりたいことなのかもしれません。

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・おわりに


『L!L!L!(Love the Life We Live)』の実感を持って好きだというお話とスクスタ4thシーズンが楽しみだっていうお話でした😌

 

上にも書いたように好きの力には言葉に表せられない力が宿っていると思います。

きっと誰かに届くはずと信じて願う気持ちはこれからも私がラブライブ!を応援していく上で大事にしたいことのひとつになっていきます。


何かが始まる瞬間のワクワクは今にしか味わえないものなので、面白そうな予感を胸に今回は言葉を紡ぎました。

これから約1年続いていくであろうスクスタ4thシーズン、また彼女達に会える時間が待ち遠しいです。

どんな瞬間もきらり 虹ヶ咲とこれからのついて


こんにちは、ぎぬまです。


ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 

4公演無事、お疲れ様でした!

ずっと待ち望んでいた楽しい時間は気づけばあっという間に終わってしまって、胸の奥が熱くなるあの瞬間の余韻に浸る日々が続いています。

5thライブまでの語り合った時間も、ライブの一瞬もこれからを踏み出していくずっと大切にしたい、かけがえのない思い出に変わっていきました。

今回はそんな楽しかったライブの感想ではなく、虹ヶ咲に関しての自分語りを少しばかりさせてもらいたいと思っています。

考察とかは関係なく、芽生えた気持ちをまっすぐ書きます。


最後までぜひ、よろしくお願いします!

 

 

・偶然、惹かれたトキメキ


2019年12月15日 私が初めて虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会と出会った日付です。

当時を振り返るとこの時の私は虹ヶ咲のことなんてほぼ知らない人間であり、推しもかすみちゃんではありませんでした。キャストさんの、なんなら相良茉優さんの名前すら知らなかったのを覚えています。

最近出会った人からすれば、全然想像もつかないと思います。


そんな1stライブで今でも忘れられない思い出が2つあります。


1つ目はアンコールでのダイアモンドです。

当時のアンコールのシステムは誰か1人だけを選んで1番多かったメンバーだけがステージに立てるというものでした。

その時の自分は、上でも書いた通りパステルイエローを振っていませんでした。

 

「ああ、推しは選ばれなかったんだなぁ…」とちょっとだけ悔しさ混じりの中、ステージ出てきたのは、とびっきりの笑顔で最高のパフォーマンスをする中須かすみちゃんと相良茉優さんでした。

1stライブの時はコンテンツとしても動き出しで、ソロのステージというのはインパクトがあるものの分かりやすくパフォーマンスには差が出やすいものだなと感じた時に、通常のセットリストでのかすみちゃんのステージは正直心にそこまで残っていなかったです。

けれど、間違いなくアンコールの『ダイアモンド』は声のノリ方、会場の一体感、本人の笑顔全てが胸に残っていました。

中須かすみちゃんってこんなに素敵なスクールアイドルなんだって、彼女が見たい景色はきっとこの場所の事なんだって思いました。そんな姿に無意識に惹かれていたんだと思います。

 

だから、5thライブNext TOKIMEKI公演2日目のMCで「L-O-V-E かすみん」が出来たことは自分にとってきっと運命だったのだと思います。

あの時はまだ好きかも分からなかった私が、今こうしてかすみちゃんのことが大好きで中須かすみ推しでいられるのは『ダイアモンド』とこの場所があったからなんだって思います。

 

 

長くなってしまいましたが、1stライブで忘れられない思い出の2つ目は周りの友人達についてです。


私が当時虹ヶ咲にハマっていなかった要因として、他に熱中するものがあったからとか、興味がそんなに無かったからという理由があります。

スクスタのリリースがされて約3ヶ月の短い時間でゲームも特にやらない人間だったので、ストーリーも何となくでしか知りませんでした。

けれど、当時の私の周りにはすごく熱中してる友人がいて、キズナエピソードはライブに向けて絶対やっておいた方がいいぞ〜」とか「この1stライブは虹ヶ咲にとってすごく大切なライブなんだ」と言われたのを今でも覚えています。

私の知らないところで、それだけ好きなことに熱く燃えている友人達の顔はすごくキラキラしていて輝いていました。

そんな姿を見たらちょっとスクスタをやってみようとか虹ヶ咲のことを知ってみようかなって思ったんですよね。

それで今はこんなにも大好きだって言えるくらい虹ヶ咲に熱中して、すごく楽しい日々を過ごせています。

今になって考えると、きっと当時の友人の姿が私にとって惹かれたトキメキの1つだったのだと思います。


1stライブの時のあの瞬間が今につながっているんだなと思い返しましたが、どちらも受け取りたいって気持ちではなく偶然その時に自分が感じたトキメキだったんだって気づくことができました。

 

生まれたのはトキメキ 惹かれたのは輝き

あの日から変わりはじめた世界


侑ちゃんが自分のトキメキに気づいたように、きっと私のトキメキもここにあったことに気づけました。

 

 

・不安と期待が溢れる未来


過去を振り返って来ましたが、ここからが本題になります。


Next TOKIMEKI公演の前日、友人とお台場で話をしてた時にふと思ったことがありました。


「虹ヶ咲はあと何年続くのだろう」


にじよんあにめーしょんやユニットライブも控えててまだここで終わりじゃないって分かってはいますが、そう考えた時に少しだけ寂しくなっちゃったんですよね。

だって未来のことなんて誰も分からないじゃないですか。もしかしたら明日で終わりです!って言われるかもしれないじゃないですか。

そんな不安を抱えて5thライブに行ってたところも少しあります。

「私はこれまで全力で駆け抜けてこれたのだろうか」なんて思ってもいました。

 


そんな想いを持ったNext TOKIMEKI公演では過去の映像を振り返る幕間がありました。

 

その振り返りを見た時に感じたことは

どの瞬間も全力だったんだ

でした。

私が全力で走り出したのは映像でいえば、2ndライブからで当時は会場に行けないことが本当に悔しかったこととか。

シャッフルフェスティバルは応募はしたけど外れて、仕事が重なったけれど終わらせて会場の近くで友人たちと見たこととか。

3rdライブは本気をぶつけたTVアニメのライブだからすごく特別な想いを込めたり、色んな人と初めて出会ったり、無敵級*ビリーバーで感情が溢れて抱きしめあったり。

 


語り尽くせばキリがありません。

毎回のライブに向けて自分自身が全力であったり、周りにはたくさんの人がいたから楽しかったんだなって思えました。

 


「いつだって、いまが最高!」

 


この言葉が映された時に、どの瞬間も全力だったんだって思えるから涙が溢れ出してきたんだと思います。

未来への不安もこれまで虹ヶ咲と辿ってきた思い出が楽しい未来が待っているという答えを出してくれたんだと思います。

 

 

・これから


Next TOKIMEKI公演が終わり、会場を出た後に友人に抱きつかれながら言われたことがあります。

 


「ぎぬまさんとの出逢いがきっかけで今すごく楽しいです。出逢ってくれてありがとうございました。」

 


すごく嬉しかったです。

その友人と会いたいなと思ったのは、単純に私が話してみたいという理由ですが、それがきっかけで今が楽しいって言ってもらえることはその人が楽しいと思える空間とか付き合いができたのかなって思いました。

もちろん、その友人がいることで私も今がすごく楽しいのでお互い様だって思います。


そんな話をして、ふと思ったのは私の周りの環境が変わったことです。

1stライブの振り返りをした時の輝いてる姿の友人はもう隣にはいません。

彼は彼の進む道を歩んで行きました。

 


当時、手を引っ張ってくれた友人達はそれぞれの大好きを叶える道へ進んでいるんだなと思いました。頼れる兄貴分が今は周りにほとんどいなくなって、それがちょっぴり切なくて苦しいなって時もあって。

けれど、そんな友人達に手を引っ張ってもらえたから、今こうして楽しく過ごせています。


あの時から成長して今では、誰かに手を伸ばせる人間になったのかもしれません。

だから、楽しかったって言葉が聴けたのは本当に本当に嬉しかっです。

 


そして、この5thライブを経てこれからについて決心しました。


虹ヶ咲がこれからの未来、明日がどうなるか分からないです。

だからこそ虹ヶ咲が活動し続ける限り私も、私の限りある人生を虹ヶ咲に捧げようと思います。


そして、これから出会うかもしれない誰かに虹ヶ咲って素敵な場所だよって手を伸ばしていけるようになりたいと思います。

 

私は、μ's、Aqours、Liella!、ラブライブ!シリーズが大好きです。

それぞれの大好きな道を進んだ友人がいるからこそ、私は虹ヶ咲を大好きな道を選ぼうと思います。


これが私の虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会への答えです。

 

これまでとあまり差はないと思いますが、こんな気持ちが芽生えたことを誰かに伝えたいなと思い書きました。

もちろんこれからも誰かの大好きを否定しないことなど、ラブライブ!から教わったことを胸に虹ヶ咲に専念します。

 


最後になりますが、今回のライブで私はまたたくさんのトキメキを受け取ることができました。これからどんな辛い時だって頑張ろうって思えるような、胸に残るものになりました。

私にとって決意表明の形になったように、これを読んでくださっている誰かにもきっとトキメキが芽生えたのではないかと思います。

これからも全力のイマを駆け抜けていくので、これからも仲良くしていただけると嬉しいです。

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

 

 

今日もいっぱい

明日もいっぱい 力を出し切ってみるよ

 

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新しい音が聞こえる場所は?

こんにちは、ぎぬまです。

夏も過ぎ去りそうなやわらかい風が伝わりうつりかわりを感じる季節になってきましたね🍂

その涼しさが暑くも熱かった季節までさらってしまいそうでちょっぴりさみしさを感じさせますね…

そんな寂しさを吹き飛ばすような熱風が吹き込む5thライブがいよいよ始まりますね!

TVアニメ2期が終わって2か月半、ライブに向けてそれぞれの想いを抱いているかと思います。今回はバラバラな想いを話し合ってバトンにして繋げようというそんな企画に参加させていただきました。

#君の目が探す虹を 

私たちが繋いでいるバトンを是非覗いてみてください👀

昨日はのっぴさんの「象徴表現」というテーマの記事でした。アニメに登場したアイテムについて面白い視点で書かれておりますのでよろしければこちらも是非ご覧ください。

 

さて、今回私が5thライブに想いを乗せるテーマは「劇伴」です。

TVアニメを彩った新しい音楽達、私が夢中になったものについて考えをお話をできたらと思います。最後までよろしくお願いいたします。

 

 

○本題選出

「劇伴」といっても広すぎるので、特に注目していたポイントからひとつに決めました。

 

ぎぬま「これっていうものは決めてなくて、なんとなく掘り下げたら面白そうなものを3つピックアップして、1つ目は虹ってワードが入っている劇伴の話について。『色とりどりの虹(メインテーマ)』と『虹のふもと」と『虹の架け橋』の共通点で、これがなんなのかって答えは出てない状態です。

2つ目は『トキメキへ!』と『これが私のトキメキ!』 『「大好き!!!」』と『みんな大好き!!!』という何故2期になってアンサーソングのような劇伴があるのか?について。

3つ目は『未来ハーモニー with YOU』とか『NEO SKY,NEO MAP!(ピアノアレンジVer.)』とか未来へと橋を架けようなど楽曲が劇伴になっているものの強みについて。

1つ目と2つ目はまだ答えが出てないものなので、今回は話し合いをして答えを追求したいと思い、2つ目の2期になって1期劇伴のアンサーソングがあるのかの意味について考えたいです。」

 

と、いうことで今回は2つ目にあげた2期で使用された1期劇伴曲のアンサーのような楽曲使われた意味についてが本題となりました。

 

のっぴ「なぜアンサーソングがあるのかについては『時間が進んだから』ってなりそう」


ぎぬま「まあそうなんだよね〜」

 

話し合いの一発目でほぼ回答が出たように思えますが、時間の経過について少し掘り下げてみましょう。

 

・1期テーマの『トキメキへ!』とは? 

 

TVアニメで最も使用された劇伴でもあり、耳なじみのある楽曲だと思います。

イントロのピアノがワクワクさせる気持ちを表現し、最後まで駆け抜けていくようなアップテンポな曲調です。

ここでは、『トキメキへ!』というタイトルの意味について考えてみます。

直感的な意味として訳すと【トキメキに向かうこと】と読めますね。

ですが、トキメキと言われても何のことなのか明確に言語化されておらずあまりピンときませんね。

では、【トキメキ】とはなにか?高咲侑の心情をもとに使用されたシーンを少し振り返ってみましょう。

 

 

1期1話 CHASE!と出会い、高咲侑がトキメキを感じたときに流れていました。

 

侑「なんだろうこの気持ち、すっごいトキメキ!」

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というようにスクールアイドルを初めて見た例えられない衝撃を語っていました。高咲侑の中でこの時生まれた気持ちは夜通しでスクールアイドルの虜にさせるほどのものでした。

 

侑「夢を追いかける人を応援できたら、私も何かが始まる!そんな気がしたんだけどな」

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スクールアイドルの姿を見て感じたトキメキは高咲侑にとって“何かが”始まる予感を表しているようにも捉えられます。

こうして見ると、スクールアイドルはときめいた対象であって高咲侑の中に生まれたトキメキとは別物のように感じますね。

【ときめいた≠トキメキ】

 

1期10話 高咲侑がDIVER FESを見て感じた想いと、次にやりたいこと(スクールアイドルフェスティバル)について語った後に流れました。

侑「アイドルじゃない私だからできることもあるって、そう思うから。私もそこからなにかを始めたい!」

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ここではときめいた対象はDIVER FESで、生まれたトキメキが向かう目標はスクールアイドルフェスティバルです。

スクールアイドルフェスティバルのように何かを始めたい気持ちに1歩踏み出させる原動力というのがトキメキのように感じますね。

 

1期13話 スクールアイドルフェスティバルを経て、高咲侑が音楽科の転科試験を受ける時に流れました。

スクールアイドルフェスティバルのステージで届けられた勇気にときめいて、トキメキが生まれ音楽をやりたい夢という明確なものに向けて走り出しました。

夢という目標に向かい始めたとしてもその先の未来がどんなものになるかなんて分からないです。それでも、面白そうな未来が待っている予感を感じてピアノの前に立てるこの感情こそがトキメキなのかもしれません。

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以上の3つを踏まえると高咲侑から『トキメキへ!』とは、

【自身に芽生えた面白そうな未来が待っている予感に向かうこと】

を表していると思います。

(NEO SKY, NEO MAP! で歌われている内容ですね…2期3話で侑ちゃんがピアノで弾いた理由もここに詰まっている気がします。)

 

 

・『これが私のトキメキ!』から分かること

 

『これが私のトキメキ!』という言葉には自分のトキメキの正体に気づいたという要素が含まれていると思います。こちらも使われたシーンを振り返ってみましょう。

2期8話において同好会で夢を叶えることについて悩む高咲侑。階段の下で『Infinity!Our wings!!』が聞こえた事によって自分のトキメキとは何だったのかに気づきました。

 

侑「自分を目一杯伝えようとしているみんなの姿にときめいていたんだ。私もみんなに近づきたい。みんなと一緒に今ここにいる私を伝えたい。そうなんだ、これが私のトキメキ!」

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トキメキとは自身に芽生えた面白そうな未来が待っている予感と記しましたが、高咲侑にとってトキメキの真の正体は【自分を目一杯伝えようとしているスクールアイドルの姿】であると明確に気づいたのです。

そして『TOKIMEKI Runners』で高咲侑がピアノを弾くことの意味が同好会で叶えたい夢の形として表されました。

 

この時に、高咲侑がトキメキを知ることによって自分の夢を叶えられるようになったということは『トキメキへ!』で語った"何かが"始まる予感とは【夢】だったのではないかと考えられますね。

 

以上を踏まえると、『トキメキへ!』と『これが私のトキメキ!』は、最初に感じたトキメキを信じることと自分の惹かれたトキメキが何なのか、自分で気づくことが夢を叶える手がかりになるのかなと思います。

 

そして、『これが私のトキメキ!』については2期12話で再び流れるのですがこれについて答えが出てない中でこんな話し合いがありました。

 

 

SUN「『これが私のトキメキ!』については8話に関する内容だったら比較的わかりやすい方だと思うんだけど、2期12話の方は内容を深く掘り下げようってやらないと難しいと思う。」

 

ぎぬま「確かに、高咲侑からトキメキについて考えるのは結論がTOKIMEKI Runnersにあるからわかりやすいけど2期12話は誰についてなのか難しいよね。」

 

のっぴ「12話について、あらすじとしては遥ちゃんがラブライブ!出て、虹ヶ咲はラブライブ!出ないって選択肢を取って私たちは応援するって立場があるっていう解決方法を取るわけだよね。

で、その応援するっていうラブライブ!に出る人に向けてエールを送るっていうのが虹ヶ咲としてのアプローチ方法だよっていうのが大まかなあらすじであって。

最初はラブライブ!を目指すメンバーがいたり、色んなメンバーが入ってきて結局ソロっていう形をとってその自由さに不安はあったけど、私たちは何故スクールアイドル同好会で在り続けるのか?って何となくわかっているけど明確なものを持っていなくて、それをエールとして送ったときにこれが私たちの在り方なんだって気づく瞬間だから流れたんじゃないかな?」

 

 

2期12話で同好会から頑張っているスクールアイドルのみんなへ届けることって、ステージに立つスクールアイドルにとってもラブライブ!で優勝する夢に繋がるものですし、応援している同好会も応援の形が誰かの夢に繋がるきっかけにもなっています。

同好会がいることで誰かの夢のきっかけだったり、誰かの夢を叶えるための応援をしてくれる存在こそが同好会で在り続けることの意味であり、2期13話の「次はあなたの番」に繋がるものになっているのだと思います。

 

高咲侑がそうだったように、同好会が在り続けるように、トキメキはいつか自分が気づくものであり、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のみんなはそのトキメキに気づかせてくれるためにいつも傍にいるのかもしれません。

 

・『「大好き!!!」』と『みんな大好き!!!』という想いはどこに?

 

続いては、『「大好き!!!」』『みんな大好き!!!』についてです。

『「大好き!!!」』とは1期で4回使われていた楽曲で印象強いのは歩夢ちゃんのステージと『夢がここからはじまるよ』のステージの前に使われたところですね。

『みんな大好き!!!』は『Future Parade 』のステージの前の1回のみ使われてました。

この2つにはどんな違いがあるのか、話し合いの様子を見てみましょう。

 

 

ぎぬま「『「大好き!!!」』ってTVアニメオフィシャルBOOKで人にまっすぐものを伝えることって書かれているんだよね。

誰かっていう対象がいるからこそ、1期1話で歩夢ちゃんは侑ちゃんにスクールアイドルをやってみたいって言ったり、1期13話であなたのための歌を届けることができたんじゃないかな。『「大好き!!!」』は「」の方に意味があるように感じるよね。『みんな大好き!!!』に「」がない理由はまたなにか違う気がするんだよね。

『みんな大好き!!!』は侑ちゃんが言ったセリフの後に曲が流れ出しているから、侑ちゃんが共有したい気持ちとかなのかな。」


しろやぎ「『みんな大好き!!!』っていうのは侑ちゃんの思った気持ちだけなのかな?

『みんな大好き!!!』って侑ちゃんが形にしたことってメンバー全員の曲を作るだと思うんですよね。結果、そのメンバーが1stライブで披露するわけじゃないですか。

そこから侑ちゃんのセリフになって『Future Parade』 になると思うんですけど、曲を歌う中でメンバー自身もそれぞれの大好きな人がいたりとか、彼方ちゃんの家族だったりとか、璃奈ちゃんボードをみんなが照らしてくれたりというのもあってから『みんな大好き!!!』だから侑ちゃんの気持ちも、同好会メンバーの気持ちも、その場にいる全員の気持ちも含まれて、感情が会場に溢れ出しているのが『みんな大好き!!!』なんじゃないかな。」


ぎぬま「そうなんだよね!侑ちゃんから溢れ出した想いが広がっていった結果、会場で何が起こったかって虹が架かったんだよね。」


のっぴ「『「大好き!!!」』は【届け!】で、『みんな大好き!!!』は【響け!】になったみたいに感じるよね。」

 

 

話し合いを踏まえると

『「大好き!!!」』については伝えるという意味で届ける想いが言葉や歌になって表現したことを劇伴で表しているのだと思います。

『みんな大好き!!!』では想いが溢れ出したという意味と共通の想いを持っていることを表しているように感じますね。

 

『みんな大好き!!!』について少しだけ掘り下げてみましょう。

 

高咲侑が「みんな大好き!」と伝えた経緯に、花とメッセージが届けられたことが挙げられあります。

メッセージには感謝や応援の言葉が載せられており、高咲侑はもうスクールアイドルだよとメンバーが言ってることの意味は高咲侑にときめいた新しい【あなた】がいることで証明されたと思います。

夢をくれた同好会と高咲侑にときめいた【あなた】へ伝えたい感情が『みんな大好き!!!』に込められていると思います。

また、高咲侑が言ったように特別なことじゃないというのは、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会にときめいた私達も同じ【あなた】なんだと伝えられているように感じます。

要は高咲侑と会場にいる全員が【あなた】であることを証明し合っていることで、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会に対する同じ想いが共有されて虹が作られたのだと思います。

違う推しであっても同じ【大好き】って気持ちで虹ヶ咲のことを応援することができるように。

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なので、『「大好き!!!」』は【想い伝えることを意味する】劇伴であり、みんな大好き!!!』は【共有して伝えられる想いがある】というように感じました。

 

【届け!】と【響け!】どちらもアニメのテーマとして【あなた】である私たちに届けられるメッセージのように受け取りました。

 

・次のトキメキを求めて

TVアニメの劇伴としても大きく意味を持つ【トキメキ】と【大好き】について書かせていただきました。

今回触れた4曲だけでも、特大の意味を持っていてアニメの世界を更に楽しんで見ることができました。

 

さて、

5thライブまであと2日です!

 

ここまで繋いできたバトンも最後のアンカーであるしろやぎさんに渡り駆け抜けていきます。

テーマは「夢」

5thライブにも繋がれていく素敵な言葉なので、どんな話になるのでしょうか?どうぞお楽しみに!

 

 

ここからは個人的な感想になりますが、虹ヶ咲のTVアニメのライブとしては最後のライブになるのかもしれません。

1期のリアタイ当時からずっとTVアニメを楽しみにして駆け抜けて季節が巡りきってしまうのではないかと少しだけ寂しくなってしまいます。(もちろん希望も持っております。)

けれど、この楽しい気持ちとか寂しい気持ちも虹ヶ咲にトキメキを感じて、全力で大好きなんだって言えるくらい本気になれた瞬間があったからです。

そんな同じ想いを持ったたくさんの【あなた】のみなさんと5thライブ楽しみましょう!

 

無敵級*ビリーバーであることの意味


こんにちは、ぎぬまです。

暑さと湿気の入り混じるジメジメした天気が続き、たまの夜風が心地いい時期になってきましたね。

さて、今回は2期10話『かすみん☆ワンダーツアー』をかすみ推しの視点で見た感想と関連するお話についていくつかお話をさせていただきます。

風船みたいにだいぶ話が膨らむ内容となりますが、最後までよろしくお願いします🙌

 

・裏切られ………!!!!!


そもそも2期10話『かすみん☆ワンダーツアー』とタイトルを出された瞬間に全かすみ推し類は頭を抱えましたよね……

ランジュやミアが加入する話もひと段落、虹ヶ咲としてこれからどんな物語を紡いでいくのかな?というワクワクから、

「え、、2度目の推し回ですか……?」と。

そして頭の中を過ぎっていくかすみちゃんの2曲目

 


『無敵級*ビリーバー』

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だいぶ覚悟を決めて挑みましたね……キャラとしての推しの更に推しと言える曲が披露されるかもしれないって。

お台場に泊まって直前生放送の後にMVを見て号泣して、アニメの内容頭に入るのか?といっぱいいっぱいになってました。

 


結論を言ってしまえば、アニメ内で流れることはありませんでした。

じゃあ、見終わった感想を一言で表すなら。

 


「無敵級*ビリーバーでした!!!!」

 


いや〜MVが流れるかもしれないという期待からは裏切られたものとなりましたが、中須かすみという1人の女の子を表した『無敵級*ビリーバー』という曲をアニメという積み上げてきた時間を経てさらに好きにさせてくれるそんな2期10話だったと思います。

では、ここからは私が感じた『無敵級*ビリーバー』だと思った要素について少しづつ書かせていただきます。

 


・自分の価値は計画的に?

 


2期10話にてかすみちゃんのメインとなる部分【かすみん部長化計画】

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かすみちゃんが部長であることを新入部員含め同好会のメンバーに知らしめるための計画です。

どうすれば部長としての威厳を見せられるか?ということに集中して、合宿当日にも計画を更に練るほどの気合いの入り方でしたね。(同時進行でしおりを作ってたしね……)

結局、時間をかけた計画はかすみちゃんの思惑通りにはいきませんが、合宿の終わりにはこんな言葉を伝えてます。

 

かすみちゃん、昨日も今日も最高に楽しかった これも全部かすみん部長のおかげだね。

そうよ、かすみは立派な部長だわ。

はい、それにかすみさんがいるだけで同好会がとても華やぎます。

 


かすみちゃん自身にしてみれば、計画通りにはいかない展開なのだから部長化計画としては失敗してしまったことになったのでしょう。

けれどその計画があったから合宿を全員が楽しめるものになったことは事実であり結果として中須かすみは虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の部長として存在しているのです。

 


このシーンで言えることって本人が意図しないところで周りの評価はちゃんとされているということですね。

それは今回の話だけではなく、普段の練習や日常生活においても頭の片隅には誰かのことを考えているかすみちゃんだからこそメンバーは部長だと認めているのだと思います。

 

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「いつでもみんなが戻って来られるように頑張ってたのに……」(1期2話 『Cutest♡ガール』より)

 

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「かすみんと全然違うせつ菜がいてくれないとダメなんだと思うんです。」(1期3話『大好きを叫ぶ』より)

 

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「だって〜彼方先輩もエマ先輩もりな子もすっごくかわいいからそれをもっと引き出してあげたいんですよ〜」(2期3話『sing! song! smile!』より)

 


かすみちゃんは一人の時だって、その場に居ない人のことだって、一緒に何かをやる人のことだって無意識的に考えています。

そんな姿を知ってるからこそ同好会メンバーからは部長だと認識されてるのでしょう。

他視点からだと部長と言われますが、かすみちゃん自身は計画の失敗になっています。

でも結果的にみんなが楽しめることになったのは部長のおかげだと言われたことでその言葉を受け取ったかすみちゃんは鼻を高くしてます。

ここではじめて、かすみちゃん自身が部長であることに誇りを持って言えるようになったのです。

自分の事を信じる力はきっと誰かに認めてもらうことによってその力を増していく。

そんな彼女の成長を『無敵級*ビリーバー』と呼ぶのだと私は思います。

 


・2年前からの伏線

 


今回のお話って新入部員との親睦を深めるための合宿でしたよね。

つまりは新入生歓迎会だったわけです。

 


もう、お気づきですね?

無敵級*ビリーバー/未来ハーモニーのMV内にて【ときめきレインボーコッペパンを振る舞っているかすみちゃんのことを。

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もし、同好会に入りたいです〜って言ってきたら全力で歓迎してやるんです! だって同好会は色んなアイドルが居られる最高の場所なんですから。(2期2話『重なる色』より)

 


栞子ちゃん、ミアちゃん、ランジュちゃんのことを同好会の一員として歓迎する意味としては今回の話数と重なりませんか?

【ときめきレインボーコッペパン】はかすみちゃんなりの虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会へ迎え入れる意味を形として具現化してるものだと思います。

『無敵級*ビリーバー』の世界でも部長としてその責務を全うしていたこと、【ときめきレインボーコッペパン】の意味を2年ぶりに伏線回収されていたそんな話になりました。

 


・実は……Anniversary

さて、本日6月9日は『無敵級*ビリーバー』と『未来ハーモニー』の試聴動画の公開から2周年です。

最後にこの場を借りまして、おめでとうございます!

そして、今週の『かすみん☆ワンダーツアー』には必ず『無敵級*ビリーバー』に繋がっていると思っています。

こんな素敵な記念日を迎えられたことをありがとうございます!

 


では、最後まで読んでいただきありがとうございました。

1人じゃない、夢の音

こんにちは、ぎぬまです。


虹ヶ咲の話数ブログとしては1話ぶりですね!()

虹ヶ咲の2期も中盤に入り、毎週たくさんの盛り上がりを見て楽しい日々を過ごしていますね。

その盛り上がりの形はブログや絵ばかりではなくキャスやスペース等の放送、画像を作成されツイートするものまで幅広く多様化された発信がされていてとても虹ヶ咲らしいなーっと感じます。

 

今回は私も挑戦の意味を込めて画像ブログを作成しました✨✨

そちらも見ていただけると嬉しいです👀

 


さて、今回ブログで伝えたいのは劇伴についてです。


アニガサキの劇伴担当でもある遠藤ナオキさんもツイートされたように『あなたと私と私たちの夢』は7話の重要なシーンで使われた楽曲です。

栞子ちゃんにとって、この1曲に込められた意味を私なりに解釈したので是非最後までよろしくお願いします!

劇伴という題材なので皆様の耳をお借り致します。CDやサブスクが聴ける方は流しながらご覧下さい。


・曲の構成、時間について


アニメの内容に入る前に楽曲の合計時間と重要な転換点について軽くまとめます。先の解説に少しだけ関わってくるので目を通していただけると嬉しいです👀


『あなたと私と私たちの夢』

 

2期7話における使用時間(dアニメストア基準)

15:58〜19:22

=204秒

 

サントラのCD収録時間

0:00〜2:41 (余韻を除く終了時間2:37)

=161秒(157秒)


楽曲の転換点

0:00〜鉄琴の単音から始まる

0:14〜ヴァイオリン(ストリングス)が入ってくる

0:39〜ピアノが入ってくる

1:11〜笛(フルート等)が入ってくる

1:49〜2:38全ての音が重なり合い、ハーモニーを奏で始める


重要な箇所はここになると思います。

サントラに収録されている時間を明らかにオーバーしている7話ではどんな構成になっているのか?

ここからはアニメの内容に合わせて解説していきます。

 


・2期7話における『あなたと私と私たちの夢』


今度は2期7話での使用された『あなたと私と私たちの夢』を上の転換点に当てはめて見ていきましょう。


15:58〜16:52

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このシーンでは紫苑女学院のステージの前で同好会のみんなが栞子ちゃんに自分の夢を叶えて欲しいと伝えるところです。

始まりの鉄琴しか流れていないシーンでは同好会のメンバーしか映されてませんが、栞子ちゃんが映った瞬間にヴァイオリンが鳴り始めます。

同好会→鉄琴、栞子→ヴァイオリンと表していると捉えてもいいかもしれませんね。

ここではヴァイオリンが入ってくる部分から8小節のところを15小節に延長されているため、本来39秒のところ48秒になっています。


16:52〜17:24

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栞子ちゃんの見たステージにはラブライブ!の本戦には出られず夢破れた時の薫子さんが出てきます。

お気づきかもしれませんが、薫子さんの姿が浮かんだと同時にピアノが流れ出したのです。

栞子ちゃんの中で泣いていた姉を見て夢を諦めた瞬間を思い出させる悲しさを含んだ音色と感じました。

CDで収録された部分だと0:39〜1:11のところです。

 


17:24〜18:34

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そして、今の薫子さんが登場します。

ここではピアノが追加された0:39からもう一度同じフレーズが流れはじめます。

薫子さんのラブライブ!で感じた悔しい気持ちも間違いではなく、だけどそれ以上にスクールアイドルをやって良かったという気持ちも知ることが出来たんですよね。

0:39〜1:11ピアノが追加 悔しかった気持ち

1:11〜1:49  笛ものが追加 やって良かった気持ち

2つの音の追加は薫子さんのスクールアイドルをやっていた当時の気持ちと今の気持ちの両方を受け取ったから音としても前に進んだのだと思います。


18:34〜19:22

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薫子さんの今の想いを聴いた栞子ちゃんがスクールアイドルとしてステージに立つ決心をするシーンです。

鉄琴もヴァイオリンもピアノも笛も全ての音が重なり合う音は『あなたと私と私たちの夢』のタイトルそのものを表しているように感じます。

同好会も薫子さんもそして栞子ちゃん自身もスクールアイドルになって欲しいという夢を叶える想いが重なり合ったことを音で表現しているのだと思います。

1:49からの音はどこかオルゴールのように聴こえて、『EMOTION』のステージにもある歯車を連想させるものになっていると感じました。

 

これが2期7話における『あなたと私と私たちの夢』に込められた意味だと私は感じました。

スクールアイドルフェスティバルというみんなの夢を叶える場所で、栞子ちゃんのずっと願っていた夢が叶うためには同好会があることも薫子さんの存在も栞子ちゃんの勇気もどれも必要だったことを表していた劇伴のひとつです。

 


・これまでの『あなたと私と私たちの夢』


ここからはオマケコーナーです。

この劇伴は1期の1話、3話、8話で使用されていましたが、今までイマイチ理解できてない劇伴の1つでした。

今回の2期7話を経て、曲の編成を通して解釈を自分の中で深められたので少しだけ書いていきたいと思います。

 


○1話

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使用された時間

15:14〜16:08 =56秒

0:00〜0:46+2:30〜2:38   

 


侑ちゃんがスクールアイドル同好会が廃部となった現実を受け止め、夢を見つけることを諦めてしまうシーンです。

曲の編成としてはイントロからピアノが入ってすぐにアウトロになります。

「夢を追いかける人を応援できたら、私も何かが始まる そんな気がしたんだけどな」

という言葉通り、スクールアイドルを応援して自分の夢が始まる予感を諦めたような編成になっていますね。

ピアノが1小節だけ流れるというのも、後にピアノを始めた侑ちゃんにとっての予感に感じとれます。

 


○3話

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使用された時間

12:49-14:24=85秒

1:03-2:38 =85

 


せつ菜ちゃんがスクールアイドルをやめてもいいのか?と問われた際にみんながいやだと言ったシーンです。

せつ菜ちゃんに惹かれた侑ちゃんと歩夢ちゃん、対立をしてしまった時になにも出来なかったエマちゃん達、

そしてせつ菜ちゃんと直接対立したかすみちゃんの全員がやめて欲しくないという1つの気持ちになった時に音が重なり合ったのです。

音の編成としてもかすみちゃんが話しだす13:36に音の重なりが起こります。

全員の気持ちの一緒の方向になることがこの劇伴の重要なポイントなのかもしれませんね。

 


○8話

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使用された時間

11:37-12:40=63

0:00-0:39 + 0:47-1:11

 


自分をさらけ出せないという悩みを持ったしずくちゃんの元へかすみちゃんが走りだすシーンです。

しずくちゃんの悩みに対して行動をする姿は【あなた】であると思います。

ここでは不自然に0:39〜0:47までの間が抜かれた使われ方をしています。

私の解釈ではピアノ→侑ちゃんを表しており、侑ちゃんではない【あなた】の形を表しているようにも感じました。

また、曲後半の音の重なり合いが流れないのはしずくちゃんとかすみちゃんの2人だけの関係を【あなた】【私】という部分に落とし込んでいるのではないでしょうか?

しずくちゃんが前に進むためにはかすみちゃんという自分をさらけ出す決断を肯定してくれる存在が必要だという劇伴になっていると思います。

 


・おわりに

『あなたと私と私たちの夢』という劇伴1本で記事を書いてみました。

画像ブログと同じシーンをピックアップして別の視点から書いて、魅力の詰まった大好きなお話だったと改めて感じました。

2期7話を見て記事に書いてあったことだ!っと頭の片隅に思い浮かべていただけたら嬉しいです😌

作中同様スクールアイドルフェスティバルはまだ終わりじゃないです!


第8話【虹が始まる場所】

個人的には虹ヶ咲の核心をついてくるような内容ではないかと震えながら楽しみにしています。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

おまけ、

今回の記事で発生した謎の計算式

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ランジュについて、あなたについて / 虹ヶ咲TVアニメ2期第1話「新しいトキメキ」感想


こんにちは、ぎぬまです。

TVアニメ虹ヶ咲2期、ついに始まってしまいましたね!!!

毎週のこのワクワク感に一期放送の頃の懐かしさを思い出します。

私事ですが、毎週お台場にてホテルを取って視聴していますので土曜の夕方から日曜の昼過ぎくらいはお台場にいますので良ければお声がけください😊


さて、今回はそんなワクワクから放送された1話の簡単に内容の振り返りと感想について。

そして考えることが出来たのでその問題について紐解いていきたいと思います。

劇伴の話も最後に挟もうと思いますのでよろしくお願いします〜!

尚、この記事はオープンキャンパス実行委員の三船栞子さんに向けての反省文です。

 


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「1週間以内に提出してくださいね。」


はい……………………


よ、よろしくお願いします〜!!!

 


◎1話内容の振り返り

 


簡単にあらすじを振り返っていきます。

 

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第1回 スクールアイドルフェスティバルを終え、転科試験を合格し無事音楽科へと転科した侑ちゃん。

次の目標は第2回 スクールアイドルフェスティバルです。

PVもほぼ完成されており、いつ告知をするか?という中で虹ヶ咲学園のオープンキャンパスが開かれます。


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かっこいい×10(スーツヶ咲の伏線回収)


オープンキャンパスに来たのは入学を検討している中学生だけではありませんでした。

短期留学で虹ヶ咲学園を訪れた2人、ランジュとミアちゃんです。


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ランジュはスクールアイドルフェスティバルの動画を見て、【それぞれが自分のやりたいことを表現しているステージ】。そんなスクールアイドルフェスティバルにトキメキを感じて、自分も立ってみたい!

だから虹ヶ咲学園へと編入したのです。

 


オープンキャンパスで第2回スクールアイドルフェスティバルの告知映像を流す予定の同好会。

しかし、トラブルが起こります。

元々流すものとは違う、マル秘映像が映ってしまったのです。

 

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売ってください。言い値で買います。


このままでは正しいスクールアイドルフェスティバルの魅力は伝わらない、そう思ったランジュはスクールアイドルとしての始まりのパフォーマンスを行います。

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ランジュのパフォーマンスは人の心を掴み、その後無事告知映像は流すことができました。

ランジュのパフォーマンスを見た同好会のメンバーは温かく迎え入れるはずでしたが、ランジュは入部を拒否。同好会の考えとランジュの考えは違うものだったからです。

 


スクールアイドルに惹かれたのならばスクールアイドルとして夢を追いかけるべき。

別の夢があるならば、違う道へと進むべき。

そして、侑に問います。

 

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「あなたはどうして同好会にいるの?」

 

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「やりたいことをやりたいって気持ちだったら私だって負けてないつもり。」

「私だって私のやり方でこの同好会で夢を叶えたいって思ってる。」

 


同好会のやり方もランジュのやり方も間違ってないからこそ、生まれた対立。

その答えは第2回スクールアイドルフェスティバルのステージで証明する。

そう言って立ち去ったランジュ、物語はまた動き始めました。

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と、いうところで1話の簡単なあらすじでした。

嵐のように学園を訪れインパクトを残したランジュ、スクールアイドル同好会との関わり方が未だに読めないミアと栞子、物語がどう進むのか非常に楽しみですね。

では、ここからはランジュとあなたについてお話をしていこうと思います。

 


ショウ・ランジュについて


・ランジュの瞳に映るトキメキ


ランジュの立ちたいスクールアイドルフェスティバルってどんなステージなのでしょうか?

1話の中盤、ランジュの第1回スクールアイドルフェスティバルを見た感想は【それぞれが自分のやりたいことを表現しているステージ】をしている姿にトキメいた。

それは虹ヶ咲学園を訪れること、スクールアイドルを始めることキッカケにもなりました。

 


この言葉のランジュの視点って【ステージに立つ人間】の話なんですよね。

それを表すかのように、ランジュの回想シーンでは明らかに一緒に楽しむお客さんの姿は映されなかったです。

そして、侑のことを初めて見たという発言もありました。

ちょっとここで考えるべき可能性が2つあるので、お話します。

 


1.スクールアイドルフェスティバルの配信カメラの話


まず、スクールアイドルフェスティバルって配信はステージだけじゃなく、お客さんの楽しむ様子は映されていたのか?という問題です。

スクールアイドルフェスティバルはステージ上のパフォーマンスだけではなく、もんじゃ焼きの屋台を出したり、焼き菓子を焼いて販売している様子が1期の13話では描かれていました。

もし、配信で見たカメラがステージの下を映してないものであるならば、ランジュの思い描くスクールアイドルフェスティバルはステージの下のお客さんを魅了しているように見えてもおかしくはありませんね。

しかし、私たちがTVアニメをモニター越しに見てきたスクールアイドルフェスティバルの景色はそのようには見えないので実際はアニメ通りの映し方をしているのが配信のカメラの答えだと思います。


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それよりも、次の可能性の方が高いと思います。


2.ランジュの見てるファンの話


ランジュにとって、あくまで【ファンはファンである】この視点からだとステージ上のスクールアイドルしか映らないのは必然的ですよね。

行ったことのあるライブを想像してみてください。

スポットライトが当たり、目を惹くのはアーティストですよね?

連番者でない限り、隣の人を見ることはほぼ無いと思います。

ランジュの思い描くステージはそんな当たり前のことを話しています。

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ただ、スクールアイドルフェスティバルがあまりにも例外なんです。

 

「いろんなところでいろんなアイドルたちが 自分らしいライブを披露する。

そして、スクールアイドルが大好きな人たちも 自分の好きを自由に表現できる。

みんなの夢が集まってそれを全部叶える場所」

 

これがスクールアイドルフェスティバルのコンセプトであり、この形を実現させました。

ですが、ランジュにとってファンがファンである以上はそんな形には見えないんですよね。

あくまで、楽しんでいる人達はスクールアイドルに魅了されているから楽しむことが出来る。

ランジュにとってやりたいことはスクールアイドルだから、ステージの下は見る必要が無いのです。

これが回想でお客さんが映し出されず、侑のことを知らない答えなのだと思います。

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ランジュだけじゃなく配信の視点で言えば、ステージを作り上げた過程は体験している人にしか分からないということ。

見ている人にとってスクールアイドルとファンが支え合って作り上げたものは配信だけでは汲み取りずらいということも表されていると思います。

 


ランジュの考え


でも結局、ランジュのやりたいことは【それぞれが自分のやりたいことを表現しているステージ】に立つことなんですよね。

これってスクールアイドル同好会に入ってても叶えられるものじゃないですか。現にそれが第1回スクールアイドルフェスティバルなのですから。

ランジュが同好会に入らない理由はファンに支えられているスクールアイドルは情けないから

スクールアイドルは1人でパフォーマンスが出来るものであるから。

 

完全に"あなたと叶える物語"とは真逆のことを言われてるんですよね。

だからランジュにとってスクールアイドルをやらない侑の存在は謎ですし、ステージを作ることは1人で出来るものだからファンに支えられている同好会のことは理解できないのです。

やりたいことは同好会もランジュも同じなのに違う道に進むのは、それぞれのやり方があるからこそ競い合う"ライバル"という関係になるんだと思います。

今後、ランジュにとって同好会のやり方が正しいものになるのか、同好会はランジュのやり方も受け入れて行くのか、ランジュにとっての"あなた"という存在はどう描かれるのか楽しみです。

 


あなたについて
 
・侑のあなたという関係

 

今回の問題として、侑がファンでは無く"あなた"である事の意味を考えました。

そもそも"あなた"ってどんな存在なのか?

私は助言や手助けをして支え、寄り添い、スクールアイドルを導く身近な存在。だと思っています。

アニメ1期の中で侑がその存在になっている場面は数えればキリがない程にあります。

そして、2期にも近い描写として歩夢ちゃんの表情変化を見るシーンやしずくちゃんや璃奈ちゃんの編集に同意する場面も侑が"あなた"をしている場面だと思います。

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"あなた"のやってる事ってそんな当たり前だけど、同好会には絶対に欠かせない存在なんですよね。

侑があなたである理由は傍にいること、寄り添ってあげられる存在であること。

それだけで侑があなたである理由になるのです。

今後、侑にとってピアノという自分の大切な夢を追いかけることで同好会として叶えられる夢は楽曲を作ることなのではないでしょうか?

音楽をやりたい夢を同好会としてどう描かれるのか、楽しみですね。

 


・あなたという複合的な人物達


スクールアイドルフェスティバルのステージはファンに支えられて出来たステージである。

歩夢ちゃんにおいての今日子ちゃん達愛さんにおいての色葉ちゃん達はスクールアイドルのファンとして描かれましたか?

私は"あなた"として描かれていると思います。

侑ほど近い存在ではないけれど、ステージを作る人、相談に乗る人、ステージを楽しんでいる人も全てファンではなく"あなた"にしてしまうのが虹ヶ咲だと思います。

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これはランジュの視点から見れば、今日子ちゃん達はスクールアイドルをサポートするスタッフと見えてたり、ブレードを振っている人はファンとして見えているのだと思います。

今のランジュにとってのミアは楽曲を提供するスタッフに近い存在と呼べるのではないでしょうか?

そんなランジュが近い存在の存在を支えられていると認識するかどうかもこれから楽しみですね。


・私があなたとして思うこと


侑がなぜ"あなた"なのか?を考えると同時にに私も"あなた"としてやっていることについて振り返りました。

上に書いたように傍にいることや声をかけることがこれまで侑のやってきたことです。

一緒にステージ作りをしてきた今日子ちゃん達もやってきたことです。


では、現実にいる私がスクールアイドル達にやっていることはなにか?

パッと思いついたのはブレードを振ることでした。

ただブレードを振ることも傍から見ればファンかもしれないけれど、ステージを見て楽しんでいる自分の姿はスクールアイドルにとって支えになっていると思います。

かすみ推しだからこそ全体曲でパステルイエローを振り続けることは、彼女を勇気づけているものなんだと思い込んでいます。

それが私が一番"あなた"をしている瞬間になっているのだと思います。

もちろんブログを書いていることもそうですし、私には出来ない絵やSSを書くことや痛バを作ることもそのスクールアイドルの支えになっている"あなた"としてのやっていることに繋がっているのだと思います。

1話でちょっとだけ私にとってのスクールアイドルとの関係を振り返る良い機会になりました。

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◎小話コーナー 劇伴編


私の小話コーナー🌈

今回は劇伴のについて。

2期1話にて、『Sound of TOKIMEKI』に収録された劇伴が3つ使われましたが、Bパート最初の『はれ模様』について面白い使われ方をされていたのでお話します。


『はれ模様』とは、そもそも造語です。

【くもり模様】や【雨模様】は存在しますがその意味は【雨が降りそうな空の様子】というものです。

降ってはいないけれども降りそうな予感がする、というニュアンスと捉えて良さそうですね。

これを『はれ模様』に置き換えると【晴れそうな空の様子】として明るい兆しが見られると言えそうですね。

このシーンではランジュがスクールアイドルフェスティバルに感化されて虹ヶ咲学園を訪れたというものです。

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同好会としてはスクールアイドルが増え、新しいメンバーが加入するのでは?という明るい未来が想像できますね。

ですが、結果としてランジュは同好会には入らなかったですよね。

『はれ模様』とはあくまで予感であり、実際には明るい答えになってないという意味で使用されたと思います。

これは1話だけで見れば……ということで今後の明るい未来への『はれ模様』であったことを楽しみにしたいですね。


◎最後に

さて、1話を振り返って考えることがたくさんあってアニメ虹ヶ咲が始まったと実感が湧きますね。

来週についても展開が読めないことだらけでワクワクとハラハラが毎週続いていく感じは堪らないです。

感想記事に関しては毎週出すかは今のところ未定ですが、書きたいことを思いついたら更新します。

栞子ちゃんへの提出期限が過ぎないことを祈って🙏🙏

最後まで読んでいただきありがとうございました!