劇伴音楽から見る!第5話 「今しかできないことを」

 

こんにちは、ぎぬまです。


今回は虹ヶ咲タグ企画

#明日へ夢を繋ごうについての記事となります。

アニメ虹ヶ咲2期に向けて何を書こうかと考えたましたが、私が一番楽しんだ劇伴音楽の『Sound of TOKIMEKI』の解釈についてお話していこうと思います。

この機会に劇伴音楽の魅力や楽しみ方を知っていただけると嬉しいです!

最後までよろしくお願いします!

 


○劇伴音楽とは?


劇伴とは

映画やテレビドラマ、演劇やアニメで流れる伴奏音楽をいう。また、音楽におけるジャンルの一種ともされる。

Wikipediaより)

 

一般的にはBGMと言われる音楽のことです。

しかし、劇伴音楽の意味はBGMだけではなく、キャラクターの心情や情景描写、その場所の雰囲気を表す等の重要な役割があります。

アニメの物語を彩る上で欠かせないもののひとつだと思います。

例えるなら、パンにつけるマーガリのような存在。


そんな虹ヶ咲学園の劇伴音楽の世界

第5話「今しかできないことを」是非お楽しみください!

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○アバン

 

・友情の芽生え

エマ・ヴェルデが虹ヶ咲学園を訪れ、朝香果林と初めて出会う場面。

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エマのスクールアイドルをやりたくて日本に来たという力強く清々しい気持ちを表す曲になっていてエマらしさが詰まっています。

果林とはここで出会ったのだが、出会った段階からもう友達になれるという感覚みたいなものが2人にあったからこの劇伴タイトルなのかもしれません。


・スクールアイドルとは

学食にて卵かけご飯を食べるエマ・ヴェルデと日本に来た理由を聴く朝香果林の場面。

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エマが日本に来た理由こそがスクールアイドルになるためであり、幼い頃自分の心もポカポカになったからこそエマも誰かをポカポカにするスクールアイドルになりたいというエマのスクールアイドルとしての形を意味するものとなっている。

モデルをしている果林も今後の加入を考えると果林の思うスクールアイドルの形を予言する劇伴でもあるのかもしれません。


・ウキウキワクワクスクールライフ

エマ・ヴェルデが学食にてパンを食べる場面。

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果林と一緒にパンを食べるという行為がエマにとってはウキウキする学校生活でもあり、同好会の活動が再開して毎日が充実した生活になっているのも毎日の楽しい日々を表した劇伴になっていると思います。


・手を取り合って

家を離れて寮生活をするエマ・ヴェルデを同好会メンバーが心配する場面。

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家を離れていることのホームシックよりも、毎日一緒に生活する同好会メンバーのことを家族同然に思うエマにとってみんなは両手を繋ぎっている存在だと思います。

家族のような温かさを感じるエマのポカポカした心を表す曲になっていると思います。

 


・かわいさ無敵級

中須かすみの自己紹介PVをみんなで見る場面。

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かすみのかわいさが全面に出ていて、正にかすみんらしさを表すもの曲だと思います。

少し気の抜けた曲も中須かすみの人間像をそのまま表す曲になっています。

自己紹介のかわいいを直接表現しているものだと思います。


・ミッション!

PVのイメージを同好会メンバーで会議する場面。

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『ミッション!』とは【やらなくてはいけないこと】を表したものになっていると思います。

今回であればPVを作る上でメンバーそれぞれが上げていく課題だと思います。

担当会であるエマにとっては【ポカポカ】をPVではどう表現させるか?というミッションであると思います。


・かわいいかな?

服飾同好会にてたくさんの衣装を着る場面。

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エマがメイドや浴衣、チアガールにクマ・ヴェルデと衣装をたくさん着た姿がそのまま劇伴タイトルになっていますね。

たくさんのエマさん、かわいいかな?→かわいいです。

直接的表現ですが、分かりやすくてすごく好きです。


・ちぐはぐ

アンケートに答える朝香果林と部屋に来てそれを見つけるエマ・ヴェルデの場面。

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果林にとっては興味のあるスクールアイドルへの気持ち、それを見つけたエマは同好会へと誘いますが、果林は書いたこととはうらはらにスクールアイドルには興味はがないと答えます。

このちぐはぐというのは言ってることとは違う気持ちのある果林の心の中の歯車の噛み合わない部分を表しています。

そして、エマは果林のやりたいという気持ちを受け止めたいのに果林が離れていく2人の気持ちにも『ちぐはぐ』した気持ちがあるのだと思います。

 

○Bパート


・隠れた本心

エマ・ヴェルデがPVの撮影をするもいつもと様子が違う場面。

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PVの撮影をするも果林のことが気になってしまい身の入らない様子はエマの表情をそのまま表した劇伴になっていますね。

撮影はやらなきゃいけないけれど、作り笑顔のような表情は侑や彼方に見破られるほど隠しきれない本心が表に出てしまっていますね。


・それぞれの想い

朝香果林の答えたアンケート用紙をエマ・ヴェルデが見つける場面。

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果林にスクールアイドルは興味が無いと言われその想いが果林の本音かは分からずとも別人のように感じるというエマ。

そんな中見つけたアンケートには【スクールアイドルが一番興味のあること】と書かれており、言っていた言葉と想いの違いを知ります。

果林の中の本当の想いを知ったエマにとって無理をしている果林の想いがあることもまた知った瞬間なのです。

『それぞれの想い』が果林の中で交錯しているのを知ったからこそ太陽のようにポカポカと晴らして上げたいと感じたそんな劇伴だと思います。


・潮風のリズム

エマ・ヴェルデと朝香果林が思い切り遊びに行く場面。

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2人の遊ぶ様子を描く爽快感のある音楽になっていますね。

最初のイントロでは右側と左側に交互に音が聴こえてきて2人が走り抜けていく想像が膨らみます。

海辺に吹く潮風というのは強めの風という印象が持たれますね。果林の友達と思い切り遊びたいという願いとエマのポカポカにしたいという気持ちがまっすぐに叶っていくそんな意味が込められているように思います。


・届かぬ想い

スクールアイドルに興味があることを隠す朝香果林へエマ・ヴェルデが今の気持ちを聴く場面。

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誰かの心をポカポカにするスクールアイドルになりたいエマにとって、近くにいる果林の心をポカポカにはできていなかった。

果林もスクールアイドルをやりたいと思う気持ちにも強がりによって本当の自分へ届かなかった。

普段から一緒にいるからこそ届いていると思っていた想いは2人がまっすぐ向き合うことによってようやく届く瞬間になったと思います。

 

○Cパート


・トキメキへ!

朝香果林がスクールアイドル同好会へ入部を決める場面。 

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果林が入部したことにより新しい色が増したスクールアイドル同好会。

侑にとってはモデルとしての個性があるソロ活動として新しいスクールアイドルが増えたことは知らない世界を知っていくという意味で『トキメキへ!』が使用されていると思います。

果林にとってもこれからスクールアイドルとして飛び込んでいく世界はドキドキの詰まった世界へと走っていくという意味もありそうですね。

 

○最後に

劇伴音楽から見る第5話「今しかできないことを」いかがだったでしょうか?

もちろんこの楽しみ方だけが正解ではないですが、虹ヶ咲を見てまた新しい発見があれば嬉しいです。

また次回、「笑顔のカタチ(⸝⸝>▿<⸝⸝)」でお会いしましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!